新米と古米/需要と供給バランス
すでにいろんなところで報じられているよう
に、今年の新米は古米より安く買えると
いう異例の逆転現象が起きています。
本質にあるのは「需要と供給のバラン
ス問題」です。
→ モノの値段は「需要と供給」によって
決まるのが大原則です。
逆に考えれば、需要量が増えていない
のに価格が上がることはおかしいこと
であり、そうした場合には「誰かが価格
を操作するようなことをしている(買い占
めという偽の需要を作り出している)」
ことなどが真っ先に考え浮かびます。
だから何かが足りないとか、値段が
上がったというニュースを目にしたら、
「需要と供給のバランスはどうなんだろ
う?」と考えるのがビジネスに通じて
いる人の当たり前の考え方です。
日本は人口減で、かつお米の供給量は
それほど減っていないとしたら、コメが
足りなくなるハズがなく、それなのに
価格が上がっているとしたら誰かが
需要・供給バランスを崩しているか、
ウソを流しているかのどちらかです。
マスコミにも大いに責任はあると思い
ます(国民の不安を助長させた)。
無責任なマスコミたちは政府を叩きたい
あまりに執拗に繰り返し「コメが足りない!
政府はどうしてくれるんだ!」と煽り続け、
供給不足を過度に報じて消費者が
買い溜めをしたくなるように扇動した
と言えそうです。
最近のナフサ不足も同じ構図だと
思います。
マスコミに煽られ供給を絞って値段を
上げようと考えたゲスな卸し業者は
古米を大量に抱えて値下げラッシュを
余儀なくされ大損・・・。
買い溜めをしてしまった消費者はこれ
から半年前に精米したコメを食べな
きゃならない(もしくは破棄して安い
新米を買う)ということに・・・。
結局、それで誰がトクをしたのか?・・・
というと、機を見て敏な一部の卸し業者
だけ・・・かもしれません。
そして、一番の被害者はそうしたことに
関係なく、コツコツと地道に真面目に
お米を作ってきた生産者さんたちです
(今年のコメの買い取り価格が去年より
安くなって赤字になりかねない)。
生産者の知らないところで勝手に価格
が吊り上げられ、「売り惜しみ → 買い
溜め → 備蓄米放出 → 海外からの
緊急輸入・・・」と一気に供給量が増え、
最期は価格暴落の煽りを喰らって
新米の買い取り価格も暴落・・・。
・・・・・・・・・
私はいつの頃からか、ほとんどテレビを
見なくなりましたし、ニュースを見ても
それを解説している人の話を鵜呑みに
はしなくなりました。
テレビ局のアナウンサーなどが司会を
している番組では、そのアナウンサーが
意図的に話をある方向へもっていこう
としているのが透けて見えるようになり
ましたし、小さなことをわざと大きく見せ
て視聴者を煽ろうとしていることにも
気づくようになりました。
テレビ局というのは昔は「給料が高い」
というだけで花形イメージが強かったで
すが、見る人が見ればネットメディアに
押されて衰退していることは瞭然です。
でも、未だに糾弾されることもほとんど
なく(糾弾されても司直の手も及ばない)、
謝罪も反省もなく、誰も引責辞任しないし、
罰金が科されることもない・・・(まあ、いず
れ変わっていくと思いますが)。
話はズレましたが、とにかく「モノの値段
は需要と供給によって決まる」という重要
なことを忘れてはいけないと思います。
世間で、正当な需要量が増えていない
のに価格が上がっているとしたら、そこ
には何らかのカラクリが隠されているだ
ろうな・・・と判断できるだけの力量が
ほしいところです。
「何かが足りないとか、値段が上がった」
というニュースを目にしたら「需要と供給
のバランスは?」と考えることは長い目で
見て自分の利得につながると思います。![]()
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