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ステップあやです。 

しばらく前にいただいていたメールです。

 

今週末、7/16摂食障害の方のご家族(恋人)対象の会についての不安について。。

 

7/16の家族・恋人の会に

恋人が参加してくれることになり、

当初はありがたい気持ちでしたが、

日が近づくにつれ不安な気持ちが

大きくなっています。


不安な気持ちの中身は、

 

「摂食行動は「病気」だということを

 会の学びのなかで理解したとしたら、

 これから先、自分を”病人”としてしか

 扱ってもらえなくなるのでは?」

 

との心配です。


前のパートナーは、

仕事関係で知り合った医師に

 

「摂食障害を患う人は元来わがままで、

 育ちに問題がある。

 その偏った性格は一生直らないので、

 貴方が大人になるしかない」

 

とレクチャーを受け、

対等に私と向き合うことをしなくなり、

私はもっと具合が悪くなりました。


あやさんとその医師が伝える中身は、

全く異なるとは頭ではわかっていますし、

どう捉えるかは彼の自由だとは思います。

 

また私自身が成熟した人格を

備えているわけではないので、

今後もゼロか100かのような極端な発想で、

彼とぶつかりあうこともあるかと思います。

 

その時に「摂食障害だからなぁ」と流されやしないか…

 

などなど、ここまで書いてきて

愚問だなと自分でも呆れますが、

過去に似たような不安を抱いた方はいないでしょうか。

乱筆乱文失礼しました。

 

ペンネーム たら

 


*******************

 

たらさん、メールありがうございます。


今どき、すごいことをいう医者がいるんだね…… 

驚きました(バカちゃんだね😱😱 )

 

それはさておき、まず

 

 

「摂食行動は「病気」だということを

 会の学びのなかで理解したとしたら、

 これから先、自分を”病人”としてしか

 扱ってもらえなくなるのでは?」

 

こちらの疑問についてお答えします。

 

"病人として扱う"ということが

どのような場面を想定されているか

わからなかったのですが、

 

私の会では、

摂食障害は「病気」ということ、

それを認めることが大切だということは、

 

明確に、いうよ~。


だけど、その意味は、

 

症状=わがまま、意志の弱さではなく

症状をとめられない=意志でコントロールできるはずなのにしていない

 

っていうことじゃなくて

コントロールできないから症状なのだけど

 

その症状が

必要になっている心の経緯があって

そちらを治していくことが治すということで

 

それによって意志でコントロール

できるようにしていく

ということを明確にするため、なのね。

 

 

太っても食べようとか思うのも

意志が必要だけど、それは

 

コミュニケーションとの関連や

自己肯定感と症状のつながりにしろ

食と食症状、食と心のつながりにしろ

 

腑に落ちる考え方に出会って

心がうごいて、食べよう、となるわけだから

その状態になるまでも回復なわけなので。

 

 

それから

水島先生の本にもあるように

病気なのだから役割が

「病者の役割」に変わることも

認識しておかないと、これまた

 

ふつうは~ 

みんなは~って考えてしまって、

 

普通の人(病気がない人という意味)に

ふつうにできることができないことを

 

どうしてやらないんだとか

やる気がないんだとか

みんなは、ふつうは、、するよ、しないよ、

 

・・・って思ってしまう周囲も辛いし

 

言われる当事者は

ますます自分を嫌いな気持ちや

先の不安が大きくなってしまうので

 

当事者も辛いだけでなく、病気の症状にそのストレスがでて症状も大きくなったりして、それをまた周囲がヤンヤンいう、

 

・・・というように、

どちらにとっても悪循環に

なってしまうこともおおくなります。

 

そういう意味で「病気である」ということは

私は明確に説明したいとおもっています。

 

 

 

それから、お母さんやお父さんや旦那さんや彼も

親として旦那として彼氏としてこうしなくちゃ

っていう~べき、べき思考で

できないことをできないといえず、

キャパ以上にがんばりすぎていることで

自分に余裕がなくなって、

 

あなたのためにこれだけやってるのにとか

いい加減にしなさいよ!

いつまでそんなこと続けるつもり??

 

って当事者の症状を

病気とみなせさない発言をしてしまう

人もいるので、そんなお話もします。

 


だけど、言葉にすれば同じ

「病気を認める」ということでも、

 

支える側の人の心身の状態や

そのときの事情は全く無視して、

 

わたしは病気なんだから、

完璧に満足する食事を完璧に用意しろ!とか

今すぐ過食材料買ってこい!とか

お金はいくらでもだせ!とかいう

要求にすべて答えるべきとかいう意味ではないよ。

 

(⬆こういうことになってるひとたまにいる)

 

 

 

基本的な病気の説明は

このブログや本で

みんなに言ってることと同じことだけど、

 

たとえば

 

どうして自己肯定感がひくくなったのか

 

なぜそれが

苦しんでまで痩せることや食べることに

依存しないとバランスが取れない心と

関係しているのか、とか

 

それは、お話すると思います


 

世間や親の価値観でよい、正しいと

認められるために自分を殺すような生き方でなく

したいことはする、

したくないことはしない、とか

 

それをしてこないから病気になったわけなので

それをしていくことが回復だけど

 

そこも、ただ「ダイエットの問題」と考えてると

治る努力としてそれをしている当事者が

 

頑張ること放棄したとか

好き勝手やってるだけのように見えて

やっぱり見守る周囲のほうも

 

それじゃ治らないとか不幸になるとか

自分がいなくなったら生きていけない子になるとか

色んな心配が出てきたり

単にイライラしてしまったりして

周囲も辛いし

 

その不安やイライラから

また、いつまでそんなことやってるんだとか

仕事はどーする学校はどーするとか

逃げてばかりじゃ治らないとか

あれこれ言われる当事者もまた、

 

だから治らないってことはないけれど

 

自分のペースで

自分にできることから

食と向き合うこと、心と向き合うことに

集中できなくなるのよね・・

 

 

なので、私はだけど

周囲いの人にはあれもこれもわからなくてもいいし

あれもこれもなんでも言うこと聞いてくれる必要もないけど

 

うまくいかないことも、

年単位でゆっくりのとまってるようにしか

みえないようなゆっくりの進歩も

 

失敗ばかりしてるようでも

本人が試行錯誤しながらちゃんと

治っていけるんだって信じて

見守っていてあげてほしいなっておもうのね、。

 

それを、私の体験も混ぜながらお話します。

 

 

周りのひとも

不安になったりイライラしたり

本人には否定とも取れるアドバイスをするときって

色んな○×思考をもっていて

それで

自分が不安になったり

イライラしてしまったりになって

辛い思いをされてるひとも多かったりします

 

 

自分がソーなったらだめっていう思い込みがあるから

当事者に対して

 

高校いけなかったらどーすんのとか

大学くらいいかないと、とか

仕事はやめちゃダメ

 どこにいってもやなことはあるよー)とか
 

正社員じゃないとダメとか

ひとつのことはじめたら続けないとダメとか

親はいつまでも生きていないんだから、

早く病気治して働きなさいよ、。、

 

って、回復をせかすようなことをいってしまう。

 

 

そもそも不安が強く

自分が嫌いな気持ちが症状に表れる病気だから

それで具合悪くなったりすると

それでまた周囲のほうも、イライラおろおろ。

 

という悪循環になってたりもするので

当事者会でいってるように

~べき思考、○×思考についても

周囲にもしっておいてほしいなっておもうんですね。

 

 

本当に、症状を病気と思えなくて

自分の○×にも気づけなくて

 

なんでなんで?って病気の本人を責める気持ちも

周囲の人も辛くなってるひとが

多いんだなあと思ったりもしています。

 

まったく病気と思わずにイライラしてる人も

いきづらいはずだけど

 

当事者の病気を人格と結びつけて否定してしまうひとも

そんな自分を責めていて

 

私とlineや電話がつながったとたん、

声を殺してなきだしてしまう程

辛くなってるお母さんやお父さんもいるんだ。、

 

なので、、そういう意味で

支える側のひとも少しでもらくになってほしいなっておもいます。、

 

 

ただ、病気を明確にするということは

 

私は全面的に当事者だけの味方になって、親は自分の心身犠牲にして当事者に尽くすべきだということではないと、私は思っています。

 

 

周囲の方も、できることをできるだけ、

周囲の方も、心地よく生きていい、

 

治すのは本人だから、

じぶんが食事や考え方のクセにたいして

おかしいよ、変えなさいよと指摘して

治してやろうとがんばり過ぎなくてもいい、
 

何年かかっても

そもそも何年もかかる病気だから

大丈夫だよ

 

ってそんなことも、お話できたらとはおもっています。

 

 

 

それと、もしかしたら

ご心配はここかなとおもうのですが

 

病気は病気と認めても

 

健康に育っているところも

摂食障害以外の個性も

沢山あること

 

↑これも事実

 

でも真っ只中は

周囲も本人も忘れてしまって

病気の部分しか見えなくなってしまうから

 

病気以外の個性もみていくこと

そちらを育てていくことも

本人にもよく話すけど、

周囲のひとにもそれは伝えるつもりだよ~。

 

 

私もまっただなかは

私=摂食障害 だと思ってたんだけどね

 

それだけじゃない

色とりどりの自分に気づいていったのは

 

やっぱり、病気を私の一部としてとらえて

私の全体をみて

病気もみとめながら

私にも負担なく、一緒に楽しめることを

楽しみたいと思ってくれていた周囲と

 

 

病気で色々できないことがあっても

それを問題視(おかしい、治すべき食べ方、考え方だ)

という扱いをしないでくれた

周囲のおかげもあるとおもっています。

 

 

超非常識で

世間も他人もみんなも

まったく気にしなくて

何でそんなに人がどう思うかが重要なの?

って素朴な疑問としてきいてくるような

 

恋人(今の旦那)や

わたしの父親の

おもしろ変人エピソードも交えながら

お話しようかとおもいます^^

 

 

当たり前だけど

 

病気はその人の一部で

病気だけでできてるわけじゃないからね。

 

そればっかり言われるのは、いやだよね^^

 

病気なひとって思われるのもやかもしれないけど

病気じゃないとおもったら

やっぱり色々、何でそれやらないのとか

何でそんな食べ方考え方しかできないの

とか、色いろ、普通基準のアドバイスされちゃうのもやだよね~。

 


なにはともあれ回復って

年単位で、しかも、いい波悪い波を繰り返しながら治ります。

 

逆に長くかかっても

一筋縄にいかなくても

 

そのようにして治るんだ、ってしっておいてほしいなというのも、当事者にも周囲の皆さんにも、同じようにおもいます。

 

 

でも、色々わたしが話しても

それをどう受け取るかは

みなさん違うでしょうし、どう取るかは自由だとも思います。

 

 

でも、、人の話をきくときに

 

普通は~とか

みんなは~とは

自分は・・・って

人の話に摩り替えたり

常識や正論で人を裁くと
 

お互いに苦しいので

最低限そのひとつだけでも伝わればいいなあ。

 

 

***

 

これを書く前に少し

短い返信をしたのですが二通目が

たらさんからとどきました。

 

なかなか素晴らしい気づきだとおもったので、

こちらを掲載して終わりにします。

 

 

あやさんへ


まさか、お返事を直接頂けるとは、びっくりするやら、うれしいやらです。


確かに、病気であることはまちがいないですし、自分でも病気だからこそ、症状や因果関係、水島先生の対人関係療法の本を参考にしながら、みんなに助けられて「良くなって」くることが出来たんだと思います。


すぐに自分を殺して人に対して全力で合わせることと、人が自分に対して持つ印象を完璧にコントロールしようとすることは、似たような自分の「癖」かなと思いました。


あやさんの話を聞いて、彼がどう感じて何を考えたのかを、自分の願った通りの答えでなくても、楽して自己嫌悪や自己否定に走るのでなく、向き合ってみる練習をしてみます。不安ですが…


摂食障害だから…と流されるのが嫌なのは、

小さい頃から自己主張が強く

病気になる前から

「偏っている」と言われることも多くて…

 

元々の素の性格すら

「摂食障害だから極端なだけで、

 この偏った主張も病気故だから聞き流しておこう」

と主張を無化されるのが怖いからです。

 

前夫は間違った病識を持ってから、

さらに向き合ってくれなくて哀しかったので…


でも、頭ごなしに説得されるのも

確かにイヤですね


ここまで書いてみて、

一番常識や正論にこだわって、

出来ない自分や彼を責めてるのは

自分自身な気がしてきました。


今すぐに不安から離れることは難しいけれど、少しずつやっていきます。お忙しいところ、お返事ありがとうございました。



よい気づきですね^^

 

まあでも、性格と考え方というのは違うんだけど

(考え方は、後からできるので)

 

もしかしたら、病気が理由であれ、

もともとの考え方であれ

 

相手があなたの主張を

「偏ってる」って思ったら

それは、”そのひとにとっては”

どっちにしても

聞き流したいことなだけなのかもしれない

なんておもいました。

 

病気関係なくそういうことってあるよね。

 

でも、そういう相手の主張もききつつ

自分の主張も伝えつつ

お互いに歩みよれる真ん中を

見つけていったり

 

ここは通じないなーと

いい意味の諦め=受けいれをしたり、


そんなコミュニケーションしながら

仲良くなれるといいですね。

 

ではここまでです。またね^^

 

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