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二階幹事長 ステーキ会食で「参加者の前で菅首相を呼び出した」

 

 

 

 

誰もこの男を止められないのか――。

 

 自民党の二階俊博幹事長が12月27日、BS朝日『激論!クロスファイア』に出演。今月14日に菅義偉首相ら8人と行った“ステーキ会食”について、

 

「飯を食うために集まったんじゃない」

 

と、会食そのものの事実を否定した。二階氏はこの件について「ある意味では誤解ですよね」とし、

 

 「我々は年に1回忘年会を開いておったわけですよ。で、ちょうどいい機会だから、総理もそれぞれの人、各界の代表的な人だし、出会っておいた方がいいかな」 と説明。

 

政府が5人以上の会食を控えるよう呼び掛けている中の行動だったが、

 

 「別に8人で会っただけで、会食ってそんなことを特にやったわけではない。

飯を食うために集まったんじゃないんですよ。ただそこでその時間に出会ったということですよ」

 

と主張した。一般の人はコロナの感染拡大を憂慮し忘年会も控えている人も多いが、これについても 「会食を目的に出会ってるんではないですからね。

 

そこで出会って意見交換をすること、今の事態に対してどう対応するかということを考えてやってるんですから」 と、ぶ然とした表情で言い放った。 

 

ようは食事よりも、各界著名人との意見交換会で主という言い分のようだが、参加した面々の顔ぶれは首相や二階氏の他、ソフトバンクの王貞治球団会長、俳優の杉良太郎、タレントのみのもんたら。

 

この面々で一国の今後を左右するような建設的な話し合いが行われたかは疑わしい。

 

みのもんたに至っては、「東京スポーツ」で、会の主催者が二階氏で、菅首相は急きょ呼び出されたと暴露(東スポWebで23日11時25分配信)。話の中身についても王貞治氏の野球観や今年のシーズンの総括などが中心で、あとは「特に盛り上がるような話題もないから、静かに食事してました」と証言している。

 

 「東スポの中身はそれでもだいぶ抑えた内容だったそうです。本当は二階氏がああでもない、こうでもないと“放言”しまくっていたとか。

 

菅首相の出席も当初は予定されておらず、参加者の目の前で自身の力を誇示するように、呼び出したというのが真相でしょう。

 

“自分こそがキングメーカー”と言わんばかりだったようですよ。 そんな調子だから、会は全く盛り上がらず、菅首相も和やかな雰囲気は崩しませんでしたが、ほとんど会話はしていなかったと聞いています」(政界関係者)

 

それでいて、批判の矢面に立ったのは菅首相なのだから、とんだとばっちりだろう。 

 

それにしても、二階氏の権力増大が止まらない。もともと、旅行代理店の全国組織・全国旅行業協会の会長を長年務める「観光業界のドン」として知られるが、「建設族のドン」だった野中広務・元自民党幹事長から「全国土地改良事業団体連合会」の会長職も引き継ぐと、今や建設業界、農業土木業界という自民党の大票田を握る党内最大の実力者となった。

 

 「無派閥の菅さんが総理になれたのは、二階氏が『後見人』になったから。コロナの感染拡大が進行しているのに、ギリギリまでGoTo停止しなかったのは、二階氏の顔色をうかがっていたから。菅氏にとって二階氏は”恩人“ですが、同時に”目の上のタンコブ“でもあるのです」(前出・政界関係者)

 

冒頭のテレビ番組での二階氏の発言は、論理が破綻しており、ともすれば「ボケ疑惑」も浮上するレベルだが、永田町関係者によると 「本人は“頭はキレキレ”と思っている。

 

以前、大臣経験のある中堅議員が二階さんの真後ろの席で『この人、ボケてるからね~』とヒソヒソ話していたら、それを聞き逃さなかった二階さんが『俺はボケてない!』と激怒したことがあったとか。その中堅議員は将来の首相候補にも一部で名前が挙がるほどの人物だが、二階氏をボケ老人扱いしたため、総理の目はなくなったとまで言われている」 という。

 

国民から反感を買おうが、どこ吹く風。二階氏の天下は当分続きそうだ――。

 

 

 

 

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