☆骨は毎日つくり替えられている!骨折からの回復と、骨を丈夫にするために知っておきたいこと
骨って、硬くて丈夫なものですよね。
一度できあがったら、そのままずっと使い続けているようなイメージがありませんか?
ところが実際には、私たちの骨は、毎日少しずつ壊され、新しくつくり替えられています。
古くなった骨を壊す細胞と、新しい骨をつくる細胞が働いて、骨の状態を保っているんですね。
だからこそ、骨折しても、折れた部分を修復することができるのです。
骨折したら、骨がくっつくのを待つだけ?
骨折すると、病院では骨を正しい位置に戻して固定したり、必要に応じて手術をしたりします。
これはもちろん、とても大切な治療です。
でも、そのあと実際に骨を修復していくのは、私たちの身体自身です。
では、身体が骨を修復するために、私たちにできることはないのでしょうか?
ここで登場するのが、中医学の考え方です。
中医学では「腎は骨を主る」
中医学には、
「腎は骨を主る(じんはほねをつかさどる)」
という言葉があります。
中医学でいう「腎」は、西洋医学の腎臓とまったく同じものではありません。
成長や発育、老化などにも関係する、もっと広い働きを持つものです。
そして、骨の健康にも、この「腎」が深く関わっていると考えます。
そのため、骨折からの回復を考えるときには、腎を補うことが基本の一つになります。
また、骨折した部分では血液の巡りにも変化が起こりますから、「活血(かっけつ)」といって、血の巡りを整えることも大切です。
さらに、身体の状態によっては、胃腸の働きを整えることも必要になります。
つまり、中医学では、折れた骨だけを見るのではなく、骨を修復する身体全体の働きを考えるのです。
どうして運動すると骨が丈夫になるの?
もう一つ、骨について知っておいていただきたいことがあります。
それは、運動と骨の関係です。
「骨粗しょう症を予防するために、適度な運動をしましょう。」
よく聞く言葉ですよね。
でも、どうして運動すると骨が丈夫になるのでしょう?
実は、骨は身体を動かしたときにかかる力を感じ取り、その刺激に応じてつくり替えられています。
歩いたり、筋肉を使ったりすることが、骨の健康を保つための刺激になるんですね。
もちろん、骨折した直後に無理に動かしてよいという意味ではありません。
骨折した場所や治療の段階によって、動かしてよい範囲は異なります。
だからこそ、
「いつ休むのか」
「いつ、どのように動かすのか」
を知ることも大切なのです。
11月12日(木)は「骨折」をテーマにお話しします
毎月開催している
「困ったときの 身の守り方講座」
第5講のテーマは、
「骨折」
~骨が回復する仕組みと気をつけるポイント~
です。
今回の講座では、骨が修復される仕組みを西洋医学と中医学の両方から解説し、回復を支えるための養生についてお話しします。
骨折した方だけの講座ではありません。
例えば、
「高齢の親が転んで骨折しないか心配」
「これからも自分の足で元気に歩きたい」
「家族が骨折したとき、何をしてあげたらよいか知っておきたい」
そんな方にも役立てていただける内容です。
もちろん、漢方や中医学に関心のある方にも、骨と身体全体の関係を学ぶ機会になると思います。
開催日:2026年11月12日(木)
時間:10:00~11:30
受講料:3,300円(税込)
オンライン受講・見逃し配信あり。
講座の最後には、ご質問の時間も設けています。
▼講座の詳細・お申込みはこちら
病気やケガをしたとき、病院での治療に加えて、自分自身でできることを知っている。
そして、病気やケガをする前から、身体を守るための知識を持っている。
そんな方が一人でも増えたら嬉しく思います。
ご興味のある方は、ぜひご参加くださいね。


