☆夏の疲れが出てくる「秋バテ」の仕組みと危険
今日の札幌、雨が上がり、一応一日「曇り」の予報です。
気温も真夏ほど上がらなくなり、朝晩は秋の気配ですね。
中医学では、夏が終わり、秋になる前に「長夏」というシーズンを考えています。
気温が下がるにつれ、空中に漂っていられる水蒸気量が減り、地上に落ちてきて雨となります。
そんな風に、人間の体内も、暑さで湿気がうんうんとこもっていたのが、暑さが引ける頃「湿邪」となって溜まります。
溜まった「湿邪」に内臓の動きをジャマされると、
・気持ちよくお腹が空かない
・なんとなく、だるい
・パッと判断してすぐ動けない
といった症状が起こります。
(プロを目指すみなさん、どの項目が、どの臓を邪魔されたとき起こるか、すぐ閃きますか?)
何年も前、「夏バテより『秋バテ』でしょ」とキャンペーンを打った製薬会社さんがありましたが、ご明察ですね。
五臓の中で、もっとも湿邪の影響を受けやすいのは、「脾」です。
「脾」は、胃腸の働きを統括する臓で、オギャーとお母さんのお腹から生まれたあと、自分の身体を養っていく根本の大事なところです。
夏の終わりに、脾をいたわって、健全な働きができるようにしておくと、秋の収穫シーズン・食欲の増すシーズンに、夏の消耗分を回復できます。
来るべき冬を元気よく乗り越えるための、材料を蓄えることができるようになるんですね。
ところが、ここで脾の働きがイマイチなまま秋を迎えると、消耗分の回復が進まず、冬を元気に乗り越えることができません。
湿邪が存在感を増す「長夏」に、「脾」の働きが低下しているのは、こんな風にとてもよくないこと、なんですね。
脾の働きや、いたわる方法について、もうちょっと知りたい方は、こちらの記事をご参考になさってください。
ちょっと古い記事ですが、人間の身体の仕組みは2000年以上変化してないので(笑)、充分通用します。
季節柄、長夏と脾について今日はお伝えしました。
が、五臓にはそれぞれの働きがあり、それらの働きのどこがとう乱されるかで、出てくる不調が決まります。
この辺の仕組みを知っておくと、ちょっとした不調には自分で対応できますし、自分や家族の健康管理に活かせます。
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