☆中医学が分かるために必要なのは
先日「寄せ集めの知識で『中医学』を名乗る講座・商品にご注意!」という記事を書きました。
お商売をすることは勝手なのですが。
そんなお商売に乗せられて、本来の効果の出ない方法を実践してしまってガッカリ……。
そんな経験をしてしまう方が出るのが、心配なのです。
これでは「中医学って大したモンじゃないな」と、誤解が拡がってしまいますからね。
まつもとは、正しく使うと本当に便利な、正しい中医学を、ご興味おありの方にお伝えしたい。
そんな気持ちで講座をやっています。
ですから「まつもと漢方堂中医学講座」では、手抜きをしません。
初心者向けの入門講座として「使える! 暮らしの中医学」 を開設していますが、理屈部分はしっかりお伝えします。
2時間を5回、計10時間ではありますが、その中で「中医学を理解するための基本ツール」はお渡ししようと。
中医学の基礎、「世界観」と「人体観」ですね。
人間の身体の構造は、どうなっているのか。
どういう状態が健康で、どういう状態が病気なのか。
病気の状態から回復するためには、どうすればよいのか。
こうした実践をするのに必要な、基本の概念と、基本の言葉遣い、これらがないと、最初の一歩が踏み出せないんです。
ですから、この入門編「使える! 暮らしの中医学」では、
「自分で中医学の本を読めるようになる」
ことを、ゴールのひとつに置いています。
実際、受講生の中には、「自分で本を買ってみたが意味が分からなかった」ご経験をお持ちの方が多いんです。
当然です。
言葉の意味が分からないと、その言葉で書かれた文章の意味も分からないんです。
この理由はいくつかありますが、その中の大きなひとつに、
「紛らわしい」
というのがあります。
現代医学にも中医学にも、同じ言葉が使われています。
例えば、「脾」とか「肺」とか。
でも、意味する内容はかなり違います。
「肺」なら、
現代医学でいう「肺」+中医学で考える「肺」の働き
という風に、内容がプラスされてるだけですが。
「脾」なんて、現代医学でいう「脾」と、全く内容が違う!
ここでみなさま混乱するワケです。
でも、考えてみてください。
現代医学と中医学、どちらも同じ人間の身体を対象にしていますが、成立年代も、成立した条件も文化も違う、全く別の学問ですよ。
もっというなら、江戸時代に「蘭学」が入ってきて以降、ヨーロッパの医学書を日本語に翻訳するときに、それまで使っていた医学=漢方の言葉を当てはめたんです。
中医学を勉強しようとするなら、チャンネルの切り替えが必要です。
英語しか勉強してないひとに、いきなりフランス語を読めといっても、無理なのと一緒。
フランス語の辞書を手にして、フランス語の文法を知るところから始めないと。
おんなじです^^
中医学を理解・活用するための、新たなチャンネルを、頭の中に用意しましょう。
そのために必要な辞書と文法は、「使える! 暮らしの中医学」で手に入れることができますよ。