えっ! もう1月も下旬ですかっ?
そしてこれが今年の初投稿ですか!?
あまりの時の流れの早さに驚く
SOULKNOCKあきです。
明けましておめでとうございます…
の時期は完全に彼方へ過ぎましたね。
書きたいことは色々ありまして
なかなかまとまった時間が取れず
先延ばしにしちゃいました。
どうしても支援員のお仕事関連で
書きたいことがあふれますね。
子どもの頃の体験が大人の自分を作り
今の自分が未来を作るのだから
小学校でのできごとは学びに満ちています。
私が気にかけている子の中に、
日常的に嘘をたくさんつくし
すぐ周りに対して腹を立てて
攻撃的なことを言う女の子がいます。
先日、担任の先生が
大切な話をしている時に
その子…Bちゃんが
わざと音を立てていたので注意すると
さらに大きな音を立てたり
私へ暴言を吐いたので、
廊下で話を聴きました。
「わたしはあなたが
どうして音を立てたり
攻撃的なことを言うのか
その理由が知りたいから、
どんな気持ちでそうしたのか
教えてください。」と言うと
「そんなの自分で考えな!」
と返ってきました。
まるで傷付いた獣のように
全身の毛を逆立てている勢いで。
「え? わたしはあなたの気持ちを
知りたいのだから、
気持ちが分かるのはあなただけよ。
聞かせてくれないかな?」
「そこを考えなって言ってんの!
色んな能力を持ってるんだから
それを全部使って自分で考えるの!
人に聞かないで自分でやんなよ!」
おや。
こんな文脈、小学1年生から
出てくるものではないな。
と思ったので聞きました。
「もしかして、自分で考えなって
誰かから言われてる?」
「お母さんからいつも言われてる」
Bちゃんが
お母さんの気持ちが知りたくて、
どうしてそんなこと言うの?とか
なんでそんなことするの?と聞くと
自分で考えな、としか言われず、
答えてくれないのだと云う。
あぁ…
涙が込み上げました。
Bちゃんのお母さんはシングルマザー。
お仕事が忙しい中でも、
Bちゃんの手提げ袋を手作りするなど
愛情を精一杯注いでいます。
元夫はBちゃんが2歳の頃まで
母娘へ暴力を振るっていたそうです。
Bちゃんの記憶には、もう無いけれど
その体験は奥深くに刻まれている。
自分を認めてほしいという願いや
愛されたい、受け入れられたい
という願いが、その場を取り繕う
嘘をつかせているのかもしれません。
そして
「先に攻撃しないと攻撃される」
という恐怖を抱えているのを感じます。
いつも、泣きながら怒っている。
いつも目を真っ赤にして
攻撃という防御をしている。
お母さんの中には今も鮮明に残っている。
元夫が子どものことで手を上げたことも。
娘は、学校や学童で
すぐに友達と喧嘩をして問題を起こす。
家でもすぐ怒って大声を出す。
怖い。
そう感じるのは自然なことです。
もう痛い思いはしたくないから。
子どもを守りたい気持ちと
自分を守りたい気持ち
どちらも本当で…
その狭間で苦しんでいるようです。
実際に学校にも相談に来られました。
こういうご家庭の話を聞くと
胸がぎゅっとなります。
お母さんもBちゃんも辛い。
二人とも悪くない。
でもわたしがアプローチできるのは
Bちゃんだけなので、
(ヒプノを申し込んでもらえれば
全力でサポートするのだけれど!)
お母さんのケアが必要かもしれない
ということを
スクールカウンセラーに伝えて、
わたしはBちゃんと話しました。
戦わなくていいんだよ。
「お母さんはお仕事も忙しくて
なかなかゆっくりBちゃんの話を
聞けないかもしれないけれど、
Bちゃんのことを愛しているよ。
先生はね、Bちゃんの気持ちを聞くのも
大事なお仕事のひとつだから
話してくれたらちゃんと聴くし
それは間違いだなんて言わない。
Bちゃんが音を出しちゃったり
強い言葉を言っちゃうのは、
多分ココ(胸のところ)に
何か言いたいことが溜まっているから
じゃないかなーって先生は思うの。
それをね、聴かせてほしいな。
それから、Bちゃんが先生に
聞きたいことがあれば、
なんでも聞いてね。
ちゃんと答えるから。」
そう言うと、Bちゃんは頷いて
ポロポロと涙をこぼしました。
「それでね、Bちゃんと、
お母さんと、先生と、お友達と、
みんな違ってもいいんだよ。
誰かの言うことだけが正解なんてないの。
だから、戦わなくていいんだよ。
違う考えを持っていたら
「へー」でいいの。
相手の話はちゃんと聴いた方がいいけど
無理に相手に合わせなくてもいいし
相手を無理に自分に
合わさせようとしなくてもいい。
「へーそうなんだ」でいいんだよ。
でも、授業の時は、
みんなが好き勝手にしたら
なんにも一緒にできないね?
Bちゃんもみんながうるさいの
好きじゃ無いって言ってたよね。
先生が話している時は
静かに話をきいて、
みんなで何かを一緒にするときは
みんなと同じようにやってみると、
みんなでやる楽しさがあるよね。
だから、もし、授業中に
「わたしはちがうなー」って
思うことがあったら、
休み時間に先生に教えてね。」
「戦わなくていいんだよ」と
言った時、
Bちゃんの表情がガラリと変わりました。
そうだよね。
戦わないとやられるって
いつも怖かったんだもんね。
Bちゃんはその後も
音を出したり言い争いをしたり
友達とぶつかることはあるけれど、
わたしが声をかけると
とりあえず言い合いを中断したり
手を止めてくれるようになりました。
休み時間に色々話してくれます。
「ちゃんと聴きたいから後で聴かせてね」
で、待てるようになりました。
少しずつでいい。
Bちゃんの世界が
優しい世界になっていきますように。
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