「じゃあ息子の気持ちの問題では
ないかもしれないってことですか?」
もう何年も子どもの不登校に悩み
しんどさを抱えているというD様から
ご相談を受けました。
ブログ掲載をご快諾くださったので
シェアさせてもらいますね。
トーン・コミュニケーターの
SOULKNOCKあきです。
私の周りは本当に不登校の子が多くて
年々その率は上がっています。
あぁ、子どもたちの生きる力が
どんどん増してるんだなぁ!と
私は感じるんです。
ほんの何年か前までは、
不登校とは良くないもので
直さなくちゃならないものだ
という考えが主流で、
(まあ今でも保護者の方の多くは
それがネックとなって
苦しくなっているように思いますが)
以前は親だけでなく
子どもたち自身が、辛くても
無理して学校行かなくちゃ!
って本当に無理矢理行って…
結局精神力を削がれて、
いざ成人した後から
引きこもってしまうというケースが
とても増えました。
小さな子どものうちに、
この場所は自分には負担が多すぎる、とか
このやり方では自分が潰れる、と
自分なりに感じ取って
身体の異変としてちゃんと認識して
学校に行かないと判断ができる。
自分を守る力に長けているんだなぁ
と思います。
それで、今の学校に
毎日通うのは無理なのだと分かれば、
別の方法をみつけて、
自分なりの社会参加をしていければ
何も問題はないのだけど、
(自分に合った方法が早く見つかると
その後、楽に生きられる期間が
長くなりますね☆)
それでもやはり保護者の世代には、
自分は無理をして頑張ったし
なんとかできたんだから
子どもだって頑張ればできるはず!
とか
そんなの気持ちの問題なんだから
踏ん張って乗り越えて行くしかない!
などと
子どもを頑張らせようとする人が多く
保護者からそのように声掛けされると
頑張らなくちゃいけないんだ、
学校に行けるようにしなくちゃ、と
自分自身に圧を掛けてしまう子も多い。
不登校の理由は本当に様々で、
本人も分からないこともあります。
こういう場合はこうだ、という
決まったものでもないので、
なかなか道が見えにくいですが
やはりまず、今の状況を
そのまま受け入れることから始まり、
行けないことを責める代わりに
行かない選択をした自分を
認めていければいいのにな、と
個人的には考えます。
今は行かない。
だからと言って、一生行かないと
決めるわけではありません。
今の自分で、今の学校で
今の環境なら行かない選択が最善。
でもどれかひとつでも変われば
選択も変化してよいのだから。
*
D様のケースでは、
まずD様ご自身が、自分に対して
こうではなくてはならない
という考えが強い方でしたから、
自分のまま生きることを
許可して行けると良いですね
というお話をしました。
それからお子様の話をお聞きしてから
お顔を(写真で)見せていただいたのですが
仮面心理学で分かることが沢山ありました。
特徴的だったのは、お子様が
とても感覚が繊細だということ。
その上で耳が様々な音を拾いやすく
大勢がガヤガヤしている場にいるだけで
ものすごく負担かもしれないということ。
沢山の子どもたちの相対性の中では
細かいことが気になる傾向が強く、
まぁいいかと受け流し辛いために
日々のストレスが過多になるかもしれない。
また、周囲を察知する能力の高さと
耳の良さが合わさったことで、
おそらく家族の心配を感じとるだけでなく
お母さんの焦った声や
怒りが混ざった声を聞き分けられるので
毎朝の父からの期待も
母からの声掛けも辛くて
部屋から出られないのかもしれない。
その全てがDNA(脳のつくり)で
決まっていることで、
努力でどうにかできることではなく、
むしろその性質を活かす方向へ
伸ばしてあげて欲しいことを
具体的な可能性を含めてお伝えしました。
お子様は、本当にうるさいところや
人が多いところが苦手で、
静かで何もないところで
穏やかに楽しそうにしているそうで、
D様はとても納得された様子でした。
学校がある日は起きられないのに
週末や長期休暇中は起きられるし
元気に過ごせるんだから、
そんなの気持ちの問題でしょって
思っちゃう、とD様は仰いましたが、
そういえば、学校はうるさいって
前に言ってました…と思い出しながら、
行けば高いストレスが掛かると分かるから
朝動けなくなっているのかも、と
「気持ちの問題だけじゃない可能性」を
初めて受け入れたようでした。
お子さんにしても、
学校に行きたい気持ちはあるのに
なぜ起きれないのか、
なぜ夕方以降は元気なのに
翌朝はダメになるのか、
自分のことが分からなくて
自分を責めているようでしたから
あなたのせいじゃないのよ
と言ってあげたいですよね。
あなたの努力が足りないとか
気持ちの問題とかではなくて、
脳の特性として、学校は少し
負担が多いかもしれない、と。
でも、その特性は、才能の源。
音楽に携わる仕事に向いていたり、
周りの色んなことに気付いて
対応できる可能性ももっている。
生まれ持った才能の悪いところばかり
見つけて気にして否定するんじゃなくて
同じ才能の素敵なところを認めて
活かしてあげて欲しいな、と。
本人と家族さえ受け入れられたら、
学校へ行く際は耳栓を使って
音を減らすこともできるし、
一番ガチャガチャしている
朝の時間さえずらせば
その特性の感じる負担は軽くなると
理解して歩み寄ることも可能ですよね。
「不登校」という言葉で
一括りにされてしまうけれど、
その理由は本当に様々。
自分でも持て余す自分のこと、
こうして紐解いて行けると良いですね。
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