まだ、このまま結婚してよいのか
決めきれず躊躇している、との
ご相談をうけました。
数ヶ月前のことです。
トーン・コミュニケーターの
SOULKNOCKあきです。
こんにちは。
私が「とんこつこんかつ塾」を
開いていた頃の(懐かし〜い!)
記事を読んで、カウンセリングに
お申し込みくださったそう。
7年前の私よ、ありがとう♡
Fさんは、できればなんでも
パートナーと一緒にしたいし
二人きりでいたいし
共感し合えるのが理想、とのこと。
ところが婚約者のDさんは、
趣味も多く、友達や仲間たちと
今まで通り過ごしたいし、
家にも人を呼びたい。
Fさんと二人きりでいるより
仲間とわいわい過ごす中に
Fさんに混ざってほしい。
でもFさんにとっては
人が多いと気を遣って緊張するし
居場所がないように感じて
Dさんの活動に参加するのは
できればやめたい。
Dさんのことは愛しているけど、
愛しているからこそ、
無理して仲間に混ざって
放って置かれる辛さは耐え難く
かといって彼の楽しみを
奪いたいわけではなくて、
どうすれば良いか分からない。
これは、しんどいですね。
Fさんは一度頑張って
彼に伝えたそうです。
彼の仲間と過ごすより
二人で過ごしたい、と。
その時、彼は残念そうな顔で
「いつも二人でいたいから
誘ったのにな」と言って、
それから一人で行くようになった。
Fさんは、より寂しくなった。
結果的に彼と会える時間が
少なくなってしまったし、
何より自分が話したことで
彼に辛い想いをさせたと思って。
自分がワガママだった。
彼を困らせた。嫌な想いをさせた。
そんな気持ちに押しつぶされて
SOSを出してくださったの。
カウンセリングの中で
まず最初にしたことは
Fさんの中で何が一番大切で
何を最も望んでいるかを
はっきりさせることでした。
Fさんは、彼を自分のために
我慢させるのは嫌だし
自分も我慢したくない
お互い気持ちよく一緒にいたい
と語られました。
仮に彼がFさんのために
仲間と会わなくなって、
別に我慢はしていないよ
と言ったとして
それをFさんは信じられない。
きっと自分を責めてしまうし
Dさんの気持ちが離れることを
怖がってしまうだろう。と。
かといって、前のように
無理して自分も参加するのは
やはりしたくない。
だから、Dさんが仲間と会うのを
快く送り出せるような
自分になりたい、と
Fさんは決めました。
ならば、Dさんが仲間と会うことの
何が本当に嫌なのか。
FさんもDさんも仕事をしていて
それぞれが働いている間
会えないことに関しては
寂しさを感じないし、
他のシチュエーションでも
いくつか検証した結果、
二人が離れることよりも、
Dさんが仲間と会うために
出かけることについて
特別に抵抗を感じていたことが
明らかになりました。
そして話は幼少期へ飛びます。
Fさんが物心ついた頃から
彼女のお父さんは家にいなかった。
平日は朝早く仕事へ行き
夜はFさんが寝てから帰宅し
週末は朝早くからゴルフへ行き
お酒を飲んで夕方帰ってくると
すぐ寝てしまう。
お父さんと遊びたいのに
全然遊べない。
なのにゴルフの仲間たちとは
毎週末楽しそうに遊んで、
家には仲間との写真もあった。
お父さんが何を考えているのか
どんな気持ちでいるのか
全然分からなくて怖かった。
その頃のことを話すうちに
Fさんはご自分で気付きました。
「そうだ。
私はお父さんが自分よりも
仲間が大事なんだと思って
すごく寂しかったんです。
Dさんと一緒に、彼の仲間の
集まりに参加した時も、
みんながお酒を飲み始めて
彼らだけの想い出話をして…
私、彼らにDさんを奪われる
って思ったんですね。
お父さんと一緒。
ゴルフの仲間にお父さんを
奪われたと思っていたから。」
たまに家族で過ごす時は、
お父さんにどう接すれば良いか
分からなくて戸惑った。
Fさんは、Dさんとの関係が
自分と父親のようになることが
心底怖かったんですね。
自分の知らないDさんが、
見えない時間を積み重ねて
自分から離れていくことが。
「Dさんは、父親とは、違う。
そう思って落ち着いて考えると
Dさんはちゃんと、
自分との時間を作ってくれるし
自分を大切に思ってくれる人。
大丈夫。」
大丈夫?と確認すると、
やはり、それでも寂しいかな、
とFさんは苦笑いをしました。
じゃあ、どうだったら
その寂しさが軽減するか?
想像をしてもらいました。
「Dさんが帰ってきてから、
どんなことがあったか話してくれて
彼自身がどんな風に感じた、とか
仲間の前では出さないような
本音を聞かせてくれたりしたら
きっとすごく嬉しい。
自分と二人きりで居続けるより
もっと彼のことが分かるし
特別な時間になると思う。」
Fさんは、たどりつきました。
☆
カウンセリングの後で、
FさんはDさんに
気持ちを伝えたそうです。
お父さんとのことを話して、
怖かったことも伝えて、
だけどDさんとお父さんは別だ
と分かっていることも。
そして、仲間と遊びに行ったら
その時の話を聞かせてほしい、
お土産話しを楽しみにしてるね
と伝えると、
Dさんはとても喜んだそうです。
その話をするまでは、
遠慮して仲間のことを
話さないようにしていたから。
Dさんはその後、
仲間と出かけた後はいつも
報告をしてくれるようになり、
Fさんは、Dさんの気持ちを
引き出すように質問をして、
彼の色んな想いを知りました。
「仲間の前じゃ言えないけど…」
「本当はそうじゃなくて」
「すごく嬉しかったんだよな」
そんな言葉を聞くたびに、
FさんはDさんとの距離が
縮まっていくのを感じて
心が満たされたそうです。
そしてなんと、今では
彼が仲間と出かけるのが
楽しみになったとか!
「カウンセリングをするまで
Dさんに父を重ねていたとは
全く気付きませんでした。
それがはっきり分かったら、
逆にDさんのことをちゃんと
真っ直ぐ見られるようになったと
感じます。
この数ヶ月、私たちは前より
ずっと仲良くなれたように思います。
おかげさまで、結婚への躊躇が
なくなりましたし、
二人で歳を重ねて行くことが
楽しみになりました。」
久しぶりに届いたメールに
胸があたたかくなりました。
なんて素敵な関係でしょう!
嬉しい嬉しいご報告を
ありがとうございました♡
どうぞ、お幸せに♡
【SOULKNOCK あき】
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トーン・コミュニケーター@浅草
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