「子どもの気持ちを優先して
寄り添ってあげなくちゃいけないと
思っているのに、
我慢できずに爆発したり
自分の気持ちを押しつけてしまう」
子育て世代の切実なお悩みを
聞かせていただきました。
トーンコミュニケーターの
SOULKNOCKあきです。
こんばんは☆
ブログ掲載にご了承下さったので
シェアさせてもらいますね。
ご相談くださった
30代のお母さんEさん。
優しいママになりたくて
寛大であろうと思うけど、
小さなことでイライラして
怒ってばかりの自分に
嫌気がさしている、とのこと。
数日前に、お子さんから
「ママを怒らせてばかりで
ごめんね」と言われて、
そう言わせてしまったことに
ひどく落ち込んでいらした。
その気持ち…深く共感します。
自分では精一杯
抑えているつもりなのに、
怒ってばかりと思われている
という衝撃。
まだ幼い子どもを
謝らせてしまうなんて
わたしはひどい親だ!と
自分を責めたくなる気持ち。
しんどいですね。
カウンセリングの中では
色々とお話を聞きましたが、
一番中心となったのは
「子どもの気持ちに
寄り添えなくても良い」
ということです。
いや、あえて言うなら
「寄り添わなくて良い」
「寄り添ってる場合じゃない」
です。
親として、子の幸せを願うのは
自然なことですし、
そりゃあ、できれば
子の気持ちを優先してあげたい。
優しい親でいたい。
その気持ちに嘘はないのに、
どうしても自分を抑えられず
強く言ってしまったり
子どもを締め付けてしまうのは
自分が、自分自身の気持ちに
寄り添えない子ども時代を
くぐり抜けてきたから。
傷だらけのインナーチャイルドを
そのまま放置してきたのに、
我が子とはいえ
自分以外を優先して
その気持ちに寄り添うなんて
許せない、という心理が
奥の方で働いてしまうんですね。
まずは私でしょう!
ここで、ずっと助けを待っている
私が先でしょう!
と、インナーチャイルドが
叫んでいる状態です。
これは、子育てをしていなくても
社会における人間関係で
遭遇しやすい反応です。
自分より誰かを優先して
寄り添わねば…と思った時に
むくむくと苛立ちが沸き起こる。
自分の記憶の中に閉じ込められた
幼い自分が駄々をこねるんですね。
距離感が近い相手ほど
こうした反応が起きやすいので、
会社の上司<同僚<友人<家族
という感じで反応が強くなる。
子どもというのは、
距離感の近さで言えば
親やパートナーを軽々とこえて
密着してきますから
今まで他者と距離を取れた人も
子どもには揺さぶられちゃう。
これはチャンスなのです。
誰かの気持ちに寄り添いたいなら
まず自分自身の気持ちに
自分が寄り添ってあげること。
その逃れられない願いと
向き合うチャンスが
今やってきているんです。
子どもに優しくできないとき
イライラしてキツくしてしまうとき
自分を責める暇があったら、
自分の本音を見つめてください。
子どもの話を
ゆっくり聞いてあげたいけど
何度も同じ話にうんざりして
流してしまうことに気付いたら
きっとあなたが小さい頃に
周りの大人が話を聞いてくれず
一人で我慢したことがある。
私は散々話を聞き流されたのに
なぜあなたの話を
聞いてあげなくちゃならないの?
と腹が立つ。
それはあなたが子どもを
愛していないことにはなりません。
愛しているから、
強く愛しているから、
激しく揺り動かされるの。
無視できないから
全力で抱きしめたいから
本音が引きずりだされるの。
だったらその時にやるべきことは
自分を抑え込むことじゃない。
私だって、話をじっくり
聞いてもらいたかった。
家事や仕事より優先して
寄り添ってもらいたかった。
そんな本音を認めてあげる時です。
こんなに我慢してきたんだと
気付いてあげて、
幼い頃の自分を
抱きしめてあげてほしい。
自分自身の本音を
しっかり聴いてあげられたなら
やっと
今度は目の前の人を
全力で抱きしめることができる。
あなたの愛する人を。
☆
「子どもの気持ちに
寄り添えなくて良い」
と伝えると
Eさんはびっくりしていました。
自分を優先するなんて
毒親のすることだ
と思い込んでいたからです。
でもねぇ。
愛に優先も何もないんです。
自分を深く愛せたら、
その愛は大切な人へ巡っていく。
親の気持ちや考えを押し付ける
いわゆる毒親と呼ばれる人たちは
実のところ、自分の本音なんて
何一つ気付いていません。
自分が一番されたくないこと、
つまり自分の気持ちを無視して
表面的な感情を爆発させるだけを
続けているから、
いつまでも満たされない。
悲しいですね。
イライラの下に隠れている本音を
聞き取ろうという姿勢で、
自分の気持ちに寄り添い
自分の気持ちを優先する分には、
毒親にも
クレーマーにもなりません。
そうEさんにお話しすると
Eさんは涙をこぼされました。
自分が毒親になるのが
怖くて仕方がなかったから。
そう思い悩む時点で
とても思いやりの深い
優しいお母さんです。
大丈夫。
自分の本音の紐解き方を
簡単にレクチャーして
カウンセリングは終わりました。
Eさんは、それから半月、
懸命に自分の声を聴こうと
耳を傾け続けたそうです。
「正直、今でも自分の本音は
あまり分かりません。
あきさんと話していた時は
色々分かった気持ちになったけど
一人では難しいです。
だけど、イラッとしたときに
『何か本音が隠れているんだな』
という思いが浮かぶようになって
なんだろうかと考えるので、
子どもに対して怒ることが
とても減りました。」
と、ご報告いただきました。
素晴らしい!!!
ワンクッション置いて、
ベクトルが
「きっかけとなった人(子)」
ではなく
「私自身の内側」
へ向くようになったんですね。
もう、それだけで
本当に素晴らしいです!
私も勇気をもらいました。
Eさん、
ありがとうございました!!!
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