今朝、日課のウォーキングを終えて
カフェに寄ったら、
通路を挟んで正面に座っている
70代前半くらいの恰幅の良い男性が
私の目をガン見して
話しかけてきました。
ノンストップで話すけど
私に話しているようで独り言?
反応を欲しがるでもなく
延々と語り続ける。
表情は真顔だし
ちょっと怖いんだけど
声がめちゃくちゃいいの。
中尾彬みたいに渋くて、
抑えた落ち着いた話し方で
不快ではない。
誰かと会話していてくれたなら
気にならない程度かも。
でも、不思議ねぇ。
会話なら普通な声量でも、
独り言って気になるーっ。
彼の場合、繰り返し
同じ言葉を使うのも耳につく。
しばらくは見ないようにして
珈琲を飲みながら
スマホを弄っていたのだけど、
目線と声がどうにも気になって
全然集中できないので、
逆に、もう彼の話を
真剣に聞くことにしました。
耳が色々拾いすぎる傾向の強い私の
テクニック(?)ですね。
雑音って、聴かないように
聴こえないようにって思うと
ますますうるさく感じるけれど
真剣に聴いてみると
何かしらの価値を見つけられる。
例えばリズム、例えば意味。
おっちゃんの話していることを
真面目に聴いてみたら
大きく分けて二つのことを
ひたすら話していました。
ひとつは
「他人だからいいんだよ」
「身内じゃないからね。
赤の他人なんだよ。
だからいいんだよ。
身内じゃだめなんだよ。
自分のことみたいに
思っちゃうからさ。
他人だからいいんだよ。
本当のことが言えるだろう?」
あれ。
なんだか、昨日書いたことに
つながるなぁ、なんて思ったり。
ふたつめは
「実体験するしかないんだよ」
「誰が悪い奴かそうじゃないかは
分かるんだよ。
長年の経験上で分かること。
経験していないことは
分からない。
人の話を聞いても
自分の実体験ではないからね。
大将は大将の経験
二等兵は二等兵の経験
全く違うんだよ。
自分の経験で物を言っても
相手の経験じゃないんだよ。
だから分からない。
結局自分で実体験するしか
ないんだよ。」
私がちゃんと聴こうとするまで
このふたつの話を
延々ループしていたのに、
よし、真面目に聴こう、と
おっちゃんの話に
精一杯耳を傾けながら
スマホに記録し始めると、
おっちゃん、ふたつの話を
コンパクトにまとめた
ダイジェストみたいなのを
さーっと話したら席を立ち
去って行った。
神さま?
少なくとも、今日の私に
必要なメッセージだったに
違いない。
その後、私は友人たちと
ランチの約束があったので、
おっちゃんのことは
頭の片隅に置いて
すっかりご飯を楽しんでいたら
(今日は仲御徒町のベトナム料理
美味しかった!)
途中で話が、ぽーんと
デジタルネイティブの若者の
捉え方について、に移り
世界の違いに対して垣根は低いが
やはり実際に体験はしていないから
現実感・生きている感が希薄に
なりがち、なんて話になり
あちこちから
「やっぱり経験しないと」
「だから実体験なのよ」
と繰り返し出てくる。
お・・・
おっちゃーーーん!
予言者かーい!!
たまらなくなって
朝の出来事を二人に話しました。
こうゆう状況ではあるけれど
だからこそ実体験が必要だよね
ということで
何やら新しいプロジェクトが
動き出しそうです。
むふふふふふ。
【SOULKNOCK あき】
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トーン・コミュニケーター@浅草
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