(この(ちょーささやかな)においは好き♡)
え? くさい? そんなにー!?
人間の感覚(五感)が
身体に馴染んでいく工程って
面白いなぁ〜っ。
現在2歳9ヵ月の娘(AO)が
今年に入って、急激に
嗅覚に磨きをかけていまして。
なんというのか…
匂いに意味が付いてきたり
それに対する感情も動いたり。
ま、簡単に言えば
「くさいの、いや」
ってことです。
嗅覚は五感の中でも
最も早く働き始める、
と言われているけれど
赤ちゃんの時は嗅覚が本能と
直結しているような感じです。
例えば危険なモノの匂いを嗅ぐと
本能的に避けようとして泣く、
など。
まだ、くさいという感覚では
捉えていないのだよね。
成長していく過程で、
突然嗅覚と身体感覚が繋がって
さらに好き嫌いが上乗せされ、
ある日からセンサー全開になる。
うちの AOさん。
おそらく子どもの平均値より
色々細かい方でして、
今までも人工的な強い匂い
(芳香剤や香り付き商品)は
嫌がっていたんだけど、
最近はもう、
ちょーっとした匂いに敏感で
すぐに自分の鼻と口を塞いで
大声で「くさい!」と叫んで
逃げたり、匂いの対象を
もう片方の手で隠そうとする。
良い香りの方も同じく繊細で、
ご飯にパラパラと掛けた塩を
「お塩の匂いがするよぉ♡」
とおっしゃる。
私も嗅覚は敏感な方だと思うが
塩の匂いってイマイチ分からん。
毎朝の、慌ただしい一連の
母&妻の仕事を終えて飲む
暖かい豆乳珈琲は、
ほんのひとときの安らぎを
与えてくれる大切なもの。
それを、娘さんは
「くさい!」の一言で
珈琲カップごとキッチンへ
追いやるのである。
珈琲を飲んだ後は、
すぐに口をゆすがないと
ハグもさせてくれない。
時々食べたくなる辛い食べ物も
一緒に食べようとすると
くさいからと自分のご飯も
食べなくなっちゃうので我慢。
もしくはキッチンでこっそり。
おとーちゃんが1日の疲れを取る
ハーブソルトのお風呂の残り香
(お湯は捨てて洗っているが
かすかーに残っているもの)に
過剰反応して入らないと言う。
お酒を飲めば私の口元を
くさいっ!と小さな手で押さえ、
お気に入りのハンドクリームも
くさい!と捨てられる。
(拾って夜中に使ってるけどね)
おとーちゃんが街中で
こっそりオナラすると
「ウンチのにおいヤダー!」と
大声で叫ぶ。
お出かけ先で飛び込んだ
トイレの芳香剤が嫌で
私が小を終えるのすら待てない。
(している途中に、鍵を開けて
ドアを開け放ち飛び出すっ)
歯磨きをした後に話しかけると
ミントの匂いが嫌だと言う。
通りすがりの人の体臭に
「あの人くさい!」と
大袈裟に指差し確認をする。
いやはや…
今まで繋がっていなかった回路が
突然クリアになったら、
そりゃあ、お祭り騒ぎになるよね。
だから、全開の嗅覚に慣れるまで
今は待つしかないなぁ、と思う。
同時に、私の中に「世間体」が
こんなにもあったことに驚く。
ちょっと恥ずかしい(笑)
赤裸々に生きているつもり
だったからね〜。
あのね、 AOにとって臭くても
他の人にとっては好きな匂い
ってこともあるのよ。
あとね、臭いって言われると
嫌いって言われているみたいで
悲しくなる人もいるのよ。
おかーちゃんはね、
AOに臭いって言われても
AOはおかーちゃんが好きなんだ
って知ってるから大丈夫だけど、
あんまり何回も言われると
ちょっとさみしいなぁ。
だからね、臭いときには
「くさい! けど好き!」
って言ってくれたら嬉しいの。
そう伝えたら、
AOさんすぐに採用してくれた。
今日も、上野公園で
ホームレスの横を通ったとき
「あぁ〜! くさい〜!」
と叫んだ AOさん。
一瞬置いて、
ベビーカーから身を乗り出し
振り返って叫んだ。
「くさいけど
きらいじゃないでーす!」
!!!!!
なんだその大人な対応!
嫌いじゃないって…(笑)
ま、私の言い回しを
どこかで聞いて覚えたのでしょ。
最高です、 AOさん♡
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