今日は阪神淡路大震災が起きた日。
またたく間に14年が過ぎてしまったが、思い返せば
随分と昔だ。3年前の記事 にも書いているが、あの日から
私の人生はスムーズには行かなくなった。いや、それ
以前にはあまり物事を真剣に考えていなかったという
だけなのだろう。
去年から被災地にある大学でも教え始め、神戸
方面に行く機会が増えた。昔のことは昔だと割り切ろう
と思う反面、どんどん変わっていく街並みを見ると
どうしても、震災以前のことを思い出してしまう。
都会だから建物が壊されては新しく立て直されるのは
当たり前の光景だが、あのように破壊しつくされ、
その結果として街が新しく生まれ変わったのだと
思うと辛い。
今、私が教えている学生たちは、震災の年には
小学校に入るか入らないかぐらいだったのだな~と
考えると、多くの年月を経てきているのがよく分かる。
しかし、その一方で、自分の心がまだ過去の、あの
震災の前の日の街をウロウロしていることに戸惑う。
いつになれば本当の意味で、私はあの震災を
乗り切ることが出来るのだろうか?生きていれば
答えは見つかるのだろうか?
大切な人を亡くした方たちの心情を思い計ることは
他人には出来ないことだろう。私ですらこんなに
苦しい気持ちにさせられるのだから、もっと深い
悲しみの中、生き続けている人もいるのだろうなと
思う。彼らに光の差す日がいつか来ますように、と
願わずにはいられない。