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水素とガン
医療をはじめ、美容やヘルスケアでも注目を集めている水素。昨今では癌(がん)の治療にも有効であるといわれており、
水素が癌の転移を抑える効果があるという研究結果も発表されています。水素の癌への効果について、ドクター監修の記事で詳しく解説します。
▶︎ 癌(がん)は1976年から日本人の死因の第1位となっており、現在は年間30万人以上の人が、癌によって亡くなっています。
この癌の対処法のひとつとして、「水素」に注目が集まっています。
水素には癌の転移を抑える効果があるという研究結果もありますが、実際はどうなのでしょうか。
癌が転移するメカニズム
細胞のミトコンドリアを専門に研究する筑波大学の林純一教授がマウスで行った研究によると、
ミトコンドリアのDNA(生き物の設計図として知られている「核DNA」とは別)の異常は、細胞の癌化には影響はないものの、癌化した細胞(癌細胞)の転移に関与しているという報告があります。
転移しやすい癌と転移しにくい癌の細胞のミトコンドリアを入れ替えると、転移しやすい癌のミトコンドリアを入れられた転移しにくい癌は、転移しやすい癌となり、逆に転移しにくい癌のミトコンドリアを入れられた転移しやすい癌は、転移しにくい癌となったそうです。
このように、ミトコンドリアと癌の転移には大きな関係があると考えられます。
水素による癌の転移抑制効果
▶︎ 水素は細胞やミトコンドリアへの作用も期待できる抗酸化物質です。
癌細胞内ミトコンドリアのDNAは、エネルギーを産出する過程で大量の活性酸素を発生させます。
癌に対する水素の作用として、正常な細胞の活性化が挙げられますが、
それ以外にも、
水素が癌細胞内のミトコンドリアへ作用することにより、癌の転移を抑制することが期待できるのです。
水素と癌治療の副作用の関係
▶︎ 現在、抗癌剤治療で使われる製剤には、さまざまな副作用があります。
例えば「シスプラチン」という抗癌剤は、癌細胞のDNA鎖と結合することで、DNAの複製を妨げ、癌細胞を死滅させる効果を持っていますが、反対に、腎不全などの腎臓機能に障害をもたらす副作用を持っています。
そして、水素にはこの腎臓機能障害を軽減する効果があります。
加えて、水素はシスプラチンの癌細胞を死滅させる機能には全く影響を与えないため、
シスプラチンを投与しながら、同時に水素を活用するということが可能です。
癌治療における水素
「癌をこれ以上なるべく増やさない(転移の抑制)ため」や癌治療のデメリットの軽減という意味で、水素の有効性が示唆されています。
水素を使った治療、すなわち水素療法は、他の療法とも相性が良いと考えられ、他の癌治療と組み合わせることによる相乗効果が期待されます。
また、
水素は癌の予防にも有効だと考えられます。
もし癌治療の一環として水素療法を試したい場合は、主治医に相談の上、専門のクリニックで水素療法を試すようにしてください。
転載終わり
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