円成寺(奈良市)②国宝建築物や運慶仏など | うさみーの御朱印御首題✿歴史散歩

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全国各地を旅してお寺や神社で御朱印や御首題を頂いた記録です。最近は寺社巡りの他に国宝鑑賞も楽しんでいます。土地土地の景色や美味しい食べ物を絡めて紹介できたらと思っています。たまに衝動的に書きたくなった文章をぶっこんでますw

①からの続きになります。
苑池から一段高い場所に楼門があり、その奥に堂宇が並んでいます。
楼門を裏から撮ったところ。
 

 
楼門の裏から苑池を見下ろしたところ。
 

 
本堂(阿弥陀堂:国重要文化財)は 室町時代の1472年に建てられましたが寝殿造風になっており、入母屋造で妻入(屋根の形が三角形に見える方向を正面とする)とするのは仏堂建築には珍しいそうです。中には御本尊の阿弥陀如来坐像、四天王立像(いずれも国重要文化財)などが奉安されていて、内陣の柱には阿弥陀如来に従って来迎する二十五菩薩の像が描かれています。
 

 
その右手にある白山堂(右)と春日堂(左)は1228年に春日大社の本殿を移築したもので、現存最古の春日造社殿として国宝に指定されました。表は入母屋、裏は切妻造りで、檜皮葺の屋根となっています。
春日大社の本殿だとなかなか近づけませんが、こちらは結構間近でお参りできるので貴重な遺構ですね。
 

 
覆殿の下の宇賀神本殿(国重要文化財)は鎌倉時代に建てられました。
 

 
多宝塔は最近の再建ですが、他の堂宇と馴染んでいるように思いました。
 

 

 
このあと相應殿で運慶作の大日如来坐像(国宝)を鑑賞しました。2025年の奈良国立博物館の「超国宝展」にも出展されていました。

1176年に完成した運慶20歳代の現存するもっとも初期の作品で、像高は98.8㎝あります。ヒノキ材の寄木造、漆箔仕上げで眼は玉眼となっています。台座蓮肉の天板の裏面に墨書銘があり、運慶の名前や製作期間、報酬として絹を支給されたことなどが記されていて、日本の仏像で仏師自らが筆を執って作者としての自らの名を残した最初期の例とされています。

(撮影禁止なので画像は資料から引用)

 
 
帰り際、楼門の対岸から池越しに楼門を見たところ。
 

 
直書きの御朱印を頂きました照れ