ある日、どこかの界隈で
連載『叱らない親』
《これまでの話》
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ビビちゃんママと先生が別室へ行き、数分···
他害から逃れるべくクラス替えの要望を出したのは先日のこと。
それがもし、ビビちゃんママへ対する何かしらのアクションだとしたら···?
―――想像したら、正直ちょっとだけ胸がスッとした。
だって被害者は私達なのに、私達が逃げるような真似を本当はしたくなかった。
シイチのためを思っての苦渋の選択だ。
いなくなるべきは、私達ではなく彼女···本音ではそう思っていた。












