ある日、どこかの界隈で
連載『叱らない親』
《これまでの話》
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幸いこの日は振替で別の曜日に来たためビビちゃん親子と会うことはなかった。
シイチは最初こそ少し緊張していたものの、ウォーミングアップを終えた頃には自然とこのクラスに馴染んでいて・・・その様子を見て、私は先生にあることを相談することにする。
終了後、先生に相談したのは「クラスの変更」だ。
逃げるようで少し癪だけど・・・シイチが他の子より遅いのは仕方のないことだし、かといってビビちゃん側も改善も期待できない。
物理的に二人を離すこと。それが今私にできることだ。
しかし先生はこの提案に思うところがあるようで、とりあえずこの場では一旦保留になった。











