気づかないまま、抱えてきた違和感
ちゃんとやっているはずなのに、どこか満たされない。
人に優しくできているのに、
自分のことになると厳しくなってしまう。
褒められても、なぜか素直に受け取れない。
頼っていい場面でも、
「迷惑をかけてはいけない」と一歩引いてしまう。
そんな違和感を感じたことはありませんか。
それは決して特別なことではなく、
同じような感覚を抱えながら生きている人は少なくありません。
そしてその背景には、
自分でも気づいていなかった
《ある前提》があります。
それが、
「愛され方を知らないまま育ってきた」という体験です。
見えないルールの中で育った私たち
人は、幼少期に与えられたもので世界のルールを覚えていきます。
それは言葉だけでなく、環境、
空気感や態度、沈黙でさえ影響します。
もしその中に「安心して受け取れる愛情」が少なかったとしたら、心のどこかでこんな前提が生まれます。
役に立てば価値がある。
迷惑をかけなければ、ここにいていい。
そのルールはとても静かで、疑うことすら難しいものです。
概ね、10歳くらいまでに無意識に作られる
「人生脚本」によるものだからです。
これは呪いの一種なんですね。
それは、気づいたときには、もう【当たり前】として
自分の一部になっています。
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そして私たちは、
知らないうちに
「そのままの自分では足りない」という前提で生き始めます。
優しさの裏側で起きていること
安心して愛情を受け取れなかった環境で育った人は、とても優しいです。
人の気持ちを察する力があります。
場を整えようとしたらい
誰かのために動くことができます。
けれどその優しさの裏で、
こんなことが起きています。
- 頼ることができない。
- 褒められても受け取れない。
- 優しさを向けられると、どこか疑ってしまう。
- 頑張っていない自分に価値を感じられない。
- 幸せになりそうになると、なぜか不安になる。
- 本音を言おうとすると、言葉が出てこない。
それは性格ではなく、
これまでの環境に適応してきた『生きる力の名残』なのです。
安心した愛情が得られないというのは
子供にとっては無意識のレベルで恐れや不安を感じています。
だから自分なりにそれを感じないようにするための防衛本能を発動させざるをえません。
そうやって、かつて自分を守るために身につけたものが、
今の自分を少しだけ窮屈にしているのです。
あなたは「愛を知らない人」ではありません
ここで、ひとつ大切な視点があります。
愛情が足りなかった環境で育った人は、
愛を知らない人ではありません。
むしろその逆です。
愛があるときの安心。
愛が欠けたときの痛み。
その両方を、深いところで知っています。
だからこそ、
誰かに向ける優しさは、
とても繊細であたたかいものになります。
あなたの中にあるその感受性は、
欠けているものではなく、
これまでの時間の中で育まれてきたものです。
その優しさは、本来は
あなた自身にも向けられていいものなのです。
「人生脚本手放しのススメ講座」や「セルフセラピー講座」では、今の人生を生きづらくしている前提(人生脚本)とその仕組みを結構深掘りしていくのですが、そのプロセスの中で多くの受講者さんが受講前と受講後では物事の考え方のベースが変わっていきました。
また、表情もこれからの人生にむけての気持ちも大きく変わっていかれたのを何人も見ています。
皆さんとても優しい方で(自分はそうじゃないと思っている方もいたりします)、感受性豊か。
繊細な方も少なくありません。
あるいは、繊細さから自分を守るために
あえて鈍感でいようとしていたけれど
そろそろ心身に負担を感じていらっしゃる方も。
そんな方達を見ていると
わずか3ヶ月や半年でここまで変われるんだなと思いますし、それをたくさん見てきた私からすれば
それまでの経験がいい形で強みになっていくんだな
という感じです。
「自分を大切にする」がわからなくなる理由
「もっと自分を大切にしましょう」
セラピーの現場ではよく耳にする言葉です。
私もまたちょくちょくメッセージとしてお伝えすることの多い言葉です。
けれど、この言葉がしっくりこない人も多いと思います。
なぜなら、これまでの人生で
『自分を後回しにすることが当たり前』
になってしまいがちの方が多いからではないかと思うのです。
- 他人を優先する。
- 我慢することがあたりまえになっている。
- 人の目を気にして行動する。
- 周りの様子を伺って決める
それは意識して選んできたものではなく、
無意識に記録されて自然に身についてきた生き方。

だから、
「自分を大切にしましょう」と言われても、
どうすればいいのか分からなくて当然なのです。
ですが、それは《できない》のではなく、
《まだ知らないだけ》なのかもしれません。
次に必要なのは、「知ること」から
ここまで読んで、
どこか自分に重なる部分がありましたでしょうか。
もしそうだとしたら、
それはあなたが弱いからではなく、
これまで一生懸命に適応しようとして
がんばってきた証です。
そしてここから先は、
無理に変わろうとする必要はありません。
まずは、「どうすればいいのか」を知ること。
そして、ほんの少しずつ
これまでとは違う選択を増やしていくこと。
それだけで、心の感覚も
人生における選択の仕方も変わり始めます。
ここからは、あなた自身を後回しにしないための時間です。
「自分を大切にするとはどういうことなのか」
そして「どんなふうに取り戻していけるのか」を、
具体的なステップとしてお伝えしていきます。
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