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あれから3ヶ月が経ち、秋が深まって涼しい季節になりました。
場所は、神北小学校のランチルーム…物語が始まった場所です。
みずき「みなさん、こんにちは!本日、ナビゲーターを担当します『みずき』でっす!少年探偵のみなさんは、元気でしたか?私のことは覚えていましたか?今日は、消防少年団のメンバーにも加わってもらっていますね。ぜひ、一緒に力を合わせてがんばりましょう!それでは、団長、前回からの続きと今日やることについて教えてください。
さっきまで久しぶりに再会した少年探偵達に優しい言葉をかけていた青年は、サングラスをかけると突然、態度が横柄な感じになった。まるで、キャラを作っているようだ。
レオ「少年探偵の諸君、それからニューメンバーとなった消防少年団の諸君、私がセーフティネット探偵団の団長だ!我々の使命は、渋谷の街を守ることだ!
さて、前に会ってから少し時間が経っているし、また新しいメンバーもいるので、簡単にここまでのあらすじを話したいと思う。
前回は、少年探偵の13人に集まってもらい、新藤先生のゆびわを盗んだ怪盗エルディを捕まえるために渋谷の街を歩いてたくさんの情報を集めてもらったな。しかし、怪盗エルディの正体を暴いたところまでは良かったのだが、残念ながら奴を取り逃がしてしまった…
だが、成果としては、怪盗エルディを追い詰めて、怪盗エルディの本当の狙いが、何だったのかが判ったことだ。
その時のエルディからのメッセージを今一度見てみたいと思う。」
怪盗エルディが残したDVDが再び再生された。初めてこの映像を見る消防少年団のメンバーもこれで少しはキャッチアップできるだろうとの団長の心遣いだ。
レオ「どうだ?7月に少年探偵として活躍した諸君は、思い出したか?また、新メンバーも分かったか?そして、新藤先生が管理していた極秘ファイルは、こちらだった。これはどこに隠されていたか覚えているか?」
団長が、手に持った赤いUSBデータを見せた。
少年探偵の一人「体育館にあったやつだ!」
レオ「そうだったな。少年探偵のマッキッキーが、推理したとおり、体育館のステージの下にあった。」
団長は、極秘ファイルをプリントアウトしたものを読み上げた。翁からの手紙だ。
レオ「つまり、この極秘ファイルによると渋谷の財宝の秘密は、どうやら街の人たちが知っているらしい。しかし、街の人たちから情報を集めるにしても、どうすれば協力してもらえるかが分からなかった。そこで、途方に暮れてしまったのだったよな。しかし、そのとき、ある人からのメッセージが届いたのは覚えているか?」
少年探偵の一人「消防署長さんからです!」
レオ「・・・そうだったな。消防署長からのメッセージだ。それでは、今度はそれを見てもらおう。」
団長は、消防署長からのメッセージビデオをセットし、再生した。
少年探偵たちは、音声がやや小さいのも手伝ってか・・・食い入るように見入っていた。
レオ「どうだ。思い出したか?消防署長のアイデアを採用することにしたんだったよな。そして、諸君が集めてくれた情報をもとに地震が起きたときに役に立つ地図を探偵本部で作ることにしたのが3ヶ月前の話だった。」
団長はほんの少し押し黙った。
レオ「そして・・・そして、ついに、この地図が完成した!この地図は諸君、少年探偵団の血と汗と涙の結晶だぁ!
まずは諸君にこの地図を一枚ずつ進呈しよう!」
団長は少年探偵のひとりひとりに地図を配った。
レオ「さて、この地図が役に立つのかどうか…?団長の裏の人脈を使って、今日は地震研究家の世界的権威である井桁博士に来ていただいている。では、博士、説明をお願いいたします。」
井桁博士「えー、おほん!」
いかにも“ハカセ”という風貌の男が話し始めた。
つづく
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【解説】
前回の企画から約3ヶ月が経ち、この第二部が行われました。前年の企画においても防災マップを作り、それを渋谷駅周辺の事業者に配ったのですが、今回もやることは同じです。ただし、大きな違いは、怪盗エルディが狙っている渋谷に隠されているらしい財宝の秘密を解き明かすというテーマの中で行っているということでした。
再登場のみずきさんですが、先日久しぶりに電話で話したら、出産を間近に控えているとのことでした。おめでとうございます!
>> ハカセの長い話