歌舞伎には
「知らなくてもいいけど、
知ったらもっと歌舞伎を
楽しめる!」っていうルールが
いくつかあります。
「すっぽん」もその一つ。
歌舞伎には、
花道がありますよね。
花道の舞台近くに、
畳半畳くらいの
床が上下するところ
(セリ、と言われる)が
あるのです。
そこから役者さんが登場したり
引っ込んだりするのですが、
その上下する床のことを
「すっぽん」って言います。
で、すっぽんから出入りする
役者さんが演じる役は、
妖怪とかお化け、
この世の物では無いっていう
暗黙のルールがあるんです。
歌舞伎には「○○、実は△△」
という役名が多く、
ネズミが侍に化けてたり、
美女が実はガマガエル(!)
だったりというのがよくあります。
そういう人はどこか
人間離れした不気味さがあり、
出入りはすっぽんを
使うことが多いのですよ。
逆に、正真正銘の人間は
すっぽんからは出入りしません。
そんな暗黙のルールを意識して
歌舞伎をみてみると、
また面白いですよ~
