「どうして、私の気持ちをわかってくれないんだろう」
家族や職場の人に対して、
そんなふうに感じたことはありませんか?
本当は嫌だったこと、
助けてほしいこと、
わかってほしい気持ち。
心の中では何度も思っているのに、
なかなか言葉にできないことがあります。
「こんなことを言ったら、嫌われるかもしれない」
「相手を怒らせたらどうしよう」
そんな不安があると、
つい我慢してしまいますよね。
以前、
ある人がこんな悩みを話してくれました。
家族が自分にばかり頼ってきて、
毎日疲れている。
でも、
家族に不満を伝えることができず、
ひとりで抱え込んでいたそうです。
「どうして私ばかり……」
そう思いながらも、
何も言わずに頑張り続けていました。
そこで、
思い切って家族に伝えてみることにしました。
「私も疲れているから、もう少し手伝ってほしい」
すると、
家族は驚いた様子でした。
今まで本人がそこまで疲れているとは、
気づいていなかったのです。
話し合いの結果、
家事を分担することになりました。
もちろん、
気持ちを伝えたからといって、
必ず相手が思いどおりに動いてくれるわけではありません。
それでも、
伝えなければ相手が知る機会すらありません。
私たちは、ときどき
「これくらいわかってくれるだろう」
と相手に期待することがあります。
しかし、
相手には相手の考えや事情があります。
自分にとって当たり前の気持ちが、
相手にも同じように伝わっているとは限らないのです。
だから、
少し勇気を出して言葉にしてみる。
「私はこう感じている」
「こうしてもらえるとうれしい」
相手を責めるのではなく、
自分の思いを素直に伝えることが大切です。
嫌われるのが怖くても、
自分の気持ちを我慢し続けなくていい。
伝えることで、
相手との関係が変わったり、
自分の心が軽くなったりすることがあります。
伝えなければ何も変わらない。
そう思ったら、
まずは小さな気持ちから伝えてみませんか?
あなたの気持ちを大切にできるのは、
まずあなた自身なのです。


