夫(英国人)が風邪を
引いたようでございます。
熱はなく食欲もあり、
しかし声は枯れ背中は丸まり
なんだかショボショボしている。
「僕、早めにシャワーを
浴びて寝ちゃっていいですか」
「いいよいいよ、もう
シャワー入っちゃいな」
「でもその前にちょっと
お喋りとかしませんか。
僕、今日、仕事場から
帰って来てからずっとこんなで
君と話が出来ていませんから」
あっ、これは
かなり夫は弱っているな。
「いいとも。何を話そうか」
「仕事の話でもなく・・・
家族の話でもなく・・・
気楽に話せる
世間話みたいなものを
お願いします」
「よし任せろ、じゃあ
時事ネタで
ロイヤルゴシップはどうだ」
お品書きは:
1.
児童のプライバシー保護については
一家言お持ちのハリー&メーガン夫妻、
しかし自身のブランドの新製品の宣伝に
娘の肉声を使うことには躊躇なし
(子供たちにとってSNSは危険だ、と
2.
メーガンさんの発売した
アドベント・
カレンダーをめぐる騒動
(こちらのチョコレート入り
カレンダー、お値段は
なんと112ポンド=2万円超)
(これを受け英国国教会の某司祭が
『(キリスト教精神とフェアトレードに
基づくチョコレート企業)
ミーニングフル・チョコレート社の
カレンダーならお値段20分の1、
収益はハンセン病宣教団に
寄付されます』とSNSで発信)
(メーガン擁護派がこの司祭の
(なお英国王室もアドベント・
カレンダーを発売していますが
お値段は12ポンド、収益は
すべてチャリティに寄付される)
3.アンドルー元王子の愛車が
中古車として販売されたが
(シートはレザーのベントレー)
どのネタがいい?と
尋ねる私に夫はしおしおと
「・・・僕はたぶん本当に
弱っているんだと思います、
その3つの話は
どれもしたくないです、
興味がないです、もっとこう
・・・政治の話とかどうですか」
「いやでも弱った人間相手に
パレスチナ問題を論じるのもな」
「国際政治でなく国内政治で。
あ、ベイドノック保守党党首の
演説についてとかどうですか」
「うーん、悪くはないが・・・
そうだ、日本
の国内政治の話はどうだ」
「話にもよります」
「日本の参院代表質問を前に
利益誘導疑惑(選挙で自分を
応援しなかった首長のいる
自治体への予算を
カットしたと自慢)が出てな、
本人は否定しているが
発言自体は録音されているし
実際該当する自治体の予算は
削減されているんだよ」
「なんですって
それもう少し詳しく」
・・・ありがとう簗農相!
おかげで夫は
少し元気になりました!
ちなみに一部政治家は
「国会では簗問題を
追及するより
政策論争をすべき」と
言っているのだ、と
夫に伝えましたところ
「いやでもこれは
閣僚クラスの政治家の、
言ってみれば日本の内閣の、
なんだったら日本の政治の
根幹に関わる問題でしょう?
支持者へ便宜を図る政治を
よしとするのか、それとも
政治にはもう一段高い
理念を求めるのか、すごく
大事な話だと思いますよ」
本当にありがとう簗大臣、
おかげさまで夫は
「ああ、寝る前に妻と
いい会話ができた」みたいな
満足げな顔をして
浴室に入って行きました!
というわけで風邪、
流行っているみたいです。
気をつけます。
私としてはですね、
簗農相は最終的には
辞任するだろうと
予想しているのですが、
この話題を
引っ張れば引っ張るだけ
国会での政策論争は
後回しにされるので
後回しにしたい側が
なかなか辞任を
させないだろうな、と
(Norizoさんの
根底は陰謀論者)
しかし自身の『地元』で
よくこんなことしたな、と
思ったら前回選挙で
この方『比例当選』なんですってね
(つまり個人の実力ではなく
所属政党の看板で当選した)
・・・ただこれ、長引くと
自民党全体のイメージが
かなり損なわれると思うんですが・・・
もう開き直って
「ある程度の利益誘導・
裏金献金は我が国の政治の
伝統でございます」で
押してみても面白いですかね
『伝統』という言葉に
弱い層は存在しますし
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