わが愛犬アーシー
(黄色大犬)との散歩の際、
アーシーは元盲導犬候補生で
『人より少し前を歩く』という
訓練を受けているため
私はいつもアーシーの
後頭部を見ながら歩いています。
(なおその後
英国盲導犬協会は
訓練内容を変更、現在は
『リードで歩く際は人間の
隣か少し後ろを歩く』で
トレーニングが
進められているそうです)
山の奥に行ったらリードを外し、
そういう時アーシーはだいたい
私の5メートルくらい
前方を歩くことが多いです。
で、時々振り返って
私の様子を確認する。
そういう時のアーシーは
割と真面目な顔をしています。
「状況確認、飼い主帯同、ヨシ」
みたいなもはや『仕事中』の表情。
ですから私は散歩中のアーシーは
常にきりっとした顔をしていると
思っていたんですが、最近
アーシーにリードをつけて
歩いていると(つまり私から
アーシーの顔は見えない状態)
前から来た人に
「いい笑顔だねえ!」とか
「今朝すれ違った中で一番
笑顔の大きい犬だよ!」とか
言われることが多いんです。
どうやらリード着用中の
・・・そして私の少し前を
歩いている時のアーシーは
遠くからでもわかるほどの笑顔を
世間に振りまいている様子。
この写真はおもちゃで『つって』撮影
・・・それは私も見てみたい、と
「にこにこ笑う犬だねえ」と
言われた次の瞬間に
「アーシー」と名前を呼んでみると
・・・アーシーはいつもの
『仕事中の顔』をして私を振り返る。
・・・私とアーシーの関係性って
何なんでしょうね・・・
という話を夫(英国人)にして、
私としては当然のごとく
「それはアーシーが笑顔なのは
君のそばを歩いているからに
決まっているじゃありませんか!
ノーリードの時は君が離れていて
・・・だから緊張して真面目な顔に
なっているんですよ!」みたいな
反応を期待しておりましたら
「アーシーのこれまでの
過去を振り返ると、アーシーに
一番厳しく当たったのは
間違いなく君ですからね・・・」
「おい。おいおいおい。
厳しくって何だそれは」
「アーシーの訓練を一手に
引き受けたのは君でしょ」
「それは仕方ないだろ、
盲導犬候補生だったんだぞ
この犬は。躾の出来ていない
体重30キロの大犬が
どれだけ始末に負えないか
君だってわかっているだろう」
「その躾のおかげでアーシーが
危険性の低い、人間のことが好きな
優しい性格の犬に育ったことは
間違いありませんよ。でもほら、
アーシーの中では君は今も
『一番厳しい先生』なんですよ。
だから名前を呼ばれると
緊張するんじゃないですか?」
・・・どう思います?
アーシーに笑顔がないのは
私にだけ『素の表情』を
見せてくれているからですよね!
他人に笑顔を
振りまいているのは
『ナーバス・スマイル
(緊張感から出る笑顔)』とか
そういうものですよね!
きっと!
・・・犬と人との
関係性について
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