サッカーW杯を前に
3月28日(土)、
グラスゴーで
日本対スコットランドの
私はもう結構長いことかの地で
サッカー日本代表を健気に
応援してまいりましたせいか
仕事の場や社交の場で
「チケット、いいの取れた?」と
観戦に行くことは当然、
みたいな感じで
訊ねられることが多いのですが・・・
私はこのたびの日本代表は
代表サポーターの大多数は
もう気にも留めて
いらっしゃらないのでしょう、
もしくはさっぱりと
忘れてしまわれたのでしょう、
佐野海舟選手の
性加害問題のことを。
森保監督の
「ミスを犯した選手」
という言葉を。
でも私はそのことを
忘れることができない。
忘れたフリも出来ない。
私が今回の日本代表を応援しない、
と聞いて驚いた知人友人は
「何故」と問うてくる。
こちらがお茶を濁そうとしても
私の過去のそれなりに熱心な
応援ぶりというものを知っているため
事情というか理由を知りたがる。
以下が私の説明です。
「代表の主力選手である
佐野海舟選手は約2年前に
一人の女性に対する
男性3人による
不同意性交容疑で逮捕された。
起訴はされなかった。
不起訴の理由は不明、つまり
『嫌疑なし(犯行はなかった)』
なのかもしれないし
『起訴猶予(犯行はあったが
事情を考慮)』なのかもしれない。
佐野選手は被害者女性に
謝罪をしている。そのことから
少なくともそこには
謝罪をすべき事態があった、
ということだと私は理解している」
あの頃は伊藤純也選手にも
性加害疑惑が出ていて、
でも伊藤選手は疑惑を否定、
被害を訴えた女性を
虚偽告訴で
「通常ならば佐野選手は
1年くらい国内リーグで
『干された』と思う、
そうなったら
代表選出のメはなかった。
でも彼はその時タイミングよく
ドイツのチームへの
移籍が決まっていた、
彼はドイツに飛んで大活躍した、
それで代表に召集された」
ちなみにその独チームの
一部サポーターは佐野選手加入を
当時問題視したんです、
それに対するチームの対応:
『佐野選手は不起訴だ、
日本の司法を尊重しろ、
これ以上騒ぐなら
こっちがお前たちを
誹謗中傷で告訴する』(意訳)
「日本代表の森監督は
佐野選手の行為を
『ミス』と言った。
私はまずここに腹を立てている。
勿論その時日本の
マスコミは多少騒いだ。
でも佐野選手が
代表で活躍し始めると
皆一様に口を閉ざした。
『佐野海舟』と検索して
出てくるニュースは現在
すべてサッカーがらみで
内容は非常に好意的だ。
私はマスコミの
この手のひら返しにも
納得できていない」
「サポーターも口をつぐんだ。
このニュースを知らない人も多い。
報道することを止めた
マスコミの責任もあると思う。
そして普段そういう報道姿勢を
『オールドメディア』とか言って
揶揄しているような人々も
この件に関しては
触らぬ神に祟りなしの姿勢だ。
私はその点にも失望している」
「スポンサー企業もだんまりで、
それは佐野選手がいる代表と
いない代表では勝率が
大きく異なるからだと思う。
佐野選手はそれくらい
優れたサッカー選手なんです。
日本ではここ数年、芸能人が
性加害問題の追及を受けている、
場合によってはスポンサー企業が
テレビ局に圧力をかけたりもした、
でも今回はそういうことはない。
私は関係企業のこういう姿勢にも
げんなりした気分になっている」
「つまり日本サッカー協会と
日本のサッカーファンと
スポンサー企業は
『サッカーが上手な選手なら
性加害も許される』と
その行動で示している。
それが彼らの理念ならばそれはいい。
スタジアムに掲げる大横断幕に
その旨記載して欲しいくらいだ。
でも私はそういうのが嫌なんです」
「サッカー協会もサポーターも
スポンサー企業も詳細を
あえて知ろうとしないで、
つまりいざという時に
『それは知らなかった、
自分も騙されていた、被害者だ』
という立場をとるために
無邪気なフリをしているように
私には感じられる。
私はそういうことをしたくない。
何故かこの件に関しては
知らないふりをすることに
大きな嫌悪感がある」
事が事であるだけに
事件や捜査の詳細を知ることは
非常に難しいのはわかります、
被害者保護の観点からしても。
でもこれは学校のいじめ問題で
加害者生徒からだけ話を聞いて
「問題はあった、みたいです、
ほら性加害も絡む問題ですから
二次被害を考えて我々も
深くは聞けないんですよ、でも
たった1度きりのミスで
前途ある加害者生徒の可能性を
潰すのは正しいことでしょうか」と
学校側が声明を出すのと
どう違うのかと私は思う。
「2026年サッカーW杯、
私は日本代表を応援できません。
でも選手による性加害疑惑と
関係者による事態軽視を
気になさらないなら
どうか私の代わりに
日本代表を応援してください。
サッカーの技量に関しては
非常に優れたチームです、
期待できます、
いい試合をするでしょう!」
日本代表はきっと
いい試合をするでしょう、
佐野選手は大活躍するでしょう、
解説者も評論家も彼のことを
絶賛するでしょう、
そこで『過去の性加害』問題を
口にする人間は
『空気が読めない』と
非難されるでしょう、
それが2026年の
日本サッカー界でございます!
がんばれ!日本代表!
私がこの記事を書くにあたって
唯一不安なのは
「もし被害者女性が
この文章を読んで
心の傷を深めてしまったら
どうしよう」の一点です
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