英国労働党の重鎮で

昨年まで駐米英国大使を

務めていたマンデルソン卿

上院議員の座を

辞することになりました。

 

原因は例の米国の

性犯罪者兼大富豪である

エプスタイン氏(故人)との

不適切な関係。

 

マンデルソン氏は

一代貴族なんですが

英国のスターマ首相は

マンデルソン卿からさらに

爵位も剥奪すべきとのお考え。

 

でもスターマ首相には

マンデルソン卿の

爵位を剥奪する

権限はないとのこと。

 

マンデルソン氏は

ブレア内閣とブラウン内閣で

閣僚として活躍し

2008年に叙勲され

一代貴族になり上院へ。

 

2024年12月に

スターマ首相によって

駐米大使に任命され

しかし昨年2025年9月に

エプスタイン氏を『親友』と

呼んでいたことが露見して

駐米大使を辞任。

 

ただですね、

この『親友』呼びは

2003年のことで

エプスタイン氏が

起訴されたのが2006年で・・・

 

別にマンデルソン氏を

擁護したいわけではないですけど

この場合批判されるべきは

「性犯罪者と過去に

親しい付き合いをしていた人物を

駐米大使に任命した」

スターマ首相なのではないか、と

私なんかは思っていたのですが。

 

今回公表された文書で示された

マンデルソン氏の疑惑の行為は

 

流石の私も容認できない。

 

この文書の内容を

100パーセント信じるのも

また危ういのでございますけど、

ともかく今回公開された

文書によれば

マンデルソン氏は

2003年から2004年にかけ

7万5千ドルを

エプスタイン氏から

受け取っている。

 

・・・まあでも

これはほらだから

エプスタイン氏が

起訴される前のことだし・・・

 

有罪確定は2008年だから・・・

 

ほらほらほら、ね、個人的に

高価な車を売ったとか

そういう話かもしれないし!

 

今回の文書追加公表で

私が問題視しているのは

2009年の金融危機の最中、

当時ブラウン政権の

ビジネス相だった

マンデルソン氏が

政府の機密情報を

エプスタイン氏に

横流ししていたという

疑惑でございます。

 

首相の政策顧問が

首相および

マンデルソン宛に出した

「政府資産を

売却しましょうや」メールを

エプスタイン氏に転送したとか。

 

課税案について

エプスタイン氏と話し合って

エプスタイン氏が

「JPモルガンのトップが

そっちの財務相に

電話すべきかなあ」と

言ったのに対し

「してして、それで

ちょびっと脅しを入れて」

と焚きつけたとか。

 

金融市場は平時の戦場、

そこで!一国の閣僚が!

それもビジネス担当相が!

他国の投資家に国家の

金融戦略の基礎となる

情報を漏らすとは何事か!

 

・・・戦時中なら利敵行為で

軍法会議待ったなしやぞ!

 

しかも味方を、自軍の、

いや、自国の閣僚仲間を

脅迫するように

要請するとはどういう所存か!

 

英国では死刑が

完全撤廃されていて本当に

よろしゅうございましたねえ!

 

何度も確認しますけど

この時点でエプスタイン氏は

性犯罪者登録を受けている

児童性愛者ですぞ!

 

私は政治家には倫理を

求めたいほうであるためか

ちょっと過剰なくらい

マンデルソン氏に対して

現在反感を抱いていることは

否めないのでございますが

でもこの事態に立腹しているのは

私だけではない模様。

 

スコットランド独立党と

リフォームUK党は警察に

マンデルソン氏の行為を

捜査するよう通報。

 

ブラウン元首相は

内閣官房長に調査を依頼。

 

英警察は捜査を開始。

 

それにしても

マンデルソン氏が

本当にこのような不正行為に

手を染めていたのだとしたら

・・・その狙いは何だったのか?

 

7万5千ドルの見返りで

これだけ危ない橋を渡るのは

ちょっと割に合わない感じがしません?

 

「EUがユーロ支援策を

検討してますぜ、その規模

5千億ユーロ!」とかも

マンデルソン氏は

エプスタイン氏に

教えちゃっているんですぜ、

今回の文書を信じると。

 

エプスタイン氏に

恐喝されていたにしても

どんなネタでゆすられていたら

ここまでの行為に

踏み切っちゃうのか。

 

本人からの説明が

欲しいところでございます。

 

 

これね、文書の一部は

事実無根の可能性もあるんですよ

 

ですから報道機関はとにかく

名前の出ている人たちに今

「これ、マジですか?」と

尋ねてまわっている感じ

 

「何故自分の名前がそこに?

私は本気でエプスタインとの

付き合いは皆無なのに」

みたいな人にしてみたら

そう質問されて

逆に助かると思うんですよね

 

否定の立場を

与えられるわけですから

 

昨日のラジオニュースで

インタビューを受けていた人は

(私は名前を聞き逃した)

「〇〇さんを夕食に誘いたい」と

エプスタイン氏だか

マックスウェル氏だかが

メールで述べている、

みたいな形で

エプスタイン文書に

自分の名前が

登場したらしいのですが

「僕が夕食の誘いを受けたとか

どこにも書いてないでしょ?

だって受けてないもん!

僕のことを他の人が

夕食に誘いたいと

思っていたとしても

それって僕が悪いことに

はならないでしょ!」

 

なるほどそりゃそうだ

 

なお私がマンデルソン氏の

疑惑に絡んで英国の正解情報を

必死におさらいする横で

わが夫(英国人)は何故か

アンドルー元王子の元配偶者

サラ・ファーガソン氏についての

報道を読み漁っておりました

 

・・・サラさんも・・・

 

すごいことになっていますね・・・

 

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