ところで最近の私の髪色は
日本基準で行くとちょっと
『黒すぎる』かもしれません。
なんだったら私の本来の
髪色よりも
一段さらに黒いというか。
漆黒というか墨色。
われらがハート様曰く
「アナタに一番似合う色を
この私が選んでいるんだから
間違いなんて絶対ないわ!」
だそうで、まあそこらへんは
プロの判断に従うか、と。
日本で髪を染める時は
もう少し赤系の色を
選択する私なのですが
そういう髪で後日
ハート様のお店に行くと
「あらあ~、これ
どこで色付けたの?
お店でやったわね?
ああ、日本で・・・
ふうん・・・
上手にできているわねえ・・・
じゃあいつもの
黒に戻してあげるわね!」
主語が大きすぎるかも
しれませんけど、
こっち(欧州)の人って
東アジア人の
髪の黒さ、好きですよね。
好きというかそこに
確立された『美』を
見出している感じですよね。
だから案外本気で
美容意識の高い人ほど
「なんで黒髪をわざわざ
違う色にするのよ」みたいな。
「その髪の黒さが似合うのは
東アジア人の
特権でしょうが」みたいな。
わがお散歩仲間の毒舌夫人は
「私、たぶんバイキングの
血も少し入っているのよ」という
フワフワと波打つ金髪の
持ち主なのですが
時々私の頭を見ては
「本当に色が濃くて
まっすぐで健康そうで・・・
いいわよね、アナタの髪」
「いや、奥様の髪色と
髪質こそ多くの日本人が
羨む色とスタイルですよ」
「あら、そう?人間は
ないものねだりの生物ね。
でも私もそろそろ一度
美容室で色を入れないと」
「え?奥様は髪の毛を
別に染めては
いらっしゃいませんよね?」
「冬はね。でも夏の終わりは
色が抜けちゃうから
ちょっとだけ色を付けるの」
「夏の終わりに色が抜ける?」
「え、アナタ、抜けないの?」
「え、何の話ですか?」
それで私はこのたび
初めて知ったのですが、
天然の金髪って冬の間は
色が濃くなって、
夏になると
色が薄くなるんですって!
「・・・逆ではなく?
夏のほうが栄養がよくなって
色が濃くなるのではなく?」
「私の髪の毛とそこらへんの
雑草を一緒にしないで頂戴。
違うわよ、夏はホラ、
日差しが強いから、
それで色があせちゃうの。
あなたの髪は
そういうことないの?」
「ないですよ!夏も冬も
本来の色は黒一色、
加齢とともにそこに白髪が
混じるくらいです!」
驚く私に奥様は
「ほら、日に当たる部分の
色が抜けてるでしょ」と
頭のてっぺんを
見せてくれたのですが
・・・いやだからそれは
日本だと相当の
お洒落上級者が目指す
アッシュブロンドと
ブロンドベージュの
ツートーン・グラデーション・・・!
「その色を隠しちゃうのは
もったいなくないですか?」
「そう言われると
悪い気はしないけど、
でもこれだとほら、
髪のお手入れを
していないみたいでしょ?」
いや本当に我々は
ないものねだり的に
美しさを求めるというか、
それともこれは
『希少性』の問題なんですかね?
それにしても皆様、
この金髪の秘密、
ご存知でしたか?
わが夫(英国人)も
「そんなこと知らなかった」と
申しております。
(夫の髪色は『ブラウン』)
気づいていないだけで
我々が知らないことって
たくさんありますよね実際!
義弟その2の
お子様2人を預かった時、
下の子の髪の毛をとかすのを
手伝おうとしたんですが
それこそフワフワ・ヤワヤワの
冗談みたいなコシのなさで
私はブラシを
どう使えばいいのか
わかりませんでした
首の後ろ当たりの髪が
もうモシャモシャに
こんがらがっていてですね
上の子が見本を
見せてくれたのですが
そのブラシの使い方が
「髪の根元を片手で抑え
もう片方の手でブラシを
モシャモシャ部分に
ぐいっとつっこみ、とかす、
するとこんがらがった部分の
髪がぶちぶち切れて問題解消」
あれが正解だったのか
不正解だったのか
私にはまだ謎のままです
髪の毛って面白いですね
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