わが愛犬アーシー
(黄色大犬)の
お散歩仲間である
元牧羊犬ちゃんを
この夏に1日
預かる見通しになりまして。
一緒に歩くようになってから
もう結構日も経っていますし
犬同士の関係に
そもそも牧羊犬狙いである
渡りに船の案件なんですが
牧羊犬ちゃんの飼い主である
毒舌奥様にとってはこれは
一大決心のいる案件であったらしく。
「いい、私とこの子はね、
離れたことがないのよ。
特にこの数年は
いつも一緒だったの。
そりゃ時々自宅に犬を置いて
出かけることはあったけど
それはあくまで自宅で
留守番って形だし・・・」
とりあえず
短時間の預かりで
牧羊犬ちゃんの様子を
見てみますか、となり
「じゃあ今日は30分の
預かりをお願いするわね」
「30分って・・・
もっと長くて大丈夫ですよ」
「いえ、やっぱり
短い時間から
やってみないと・・・」
毒舌夫人は悲愴な顔で
自分の着ていた上着を脱ぎ
「これを・・・形見に
置いていくわね・・・!」
「ちょっとちょっと奥様」
「形見というかね、これを
床に敷きます。その上に犬を
座らせます。犬は安心します」
「奥様がそうなさりたいなら
止め立てはいたしませんけど」
「・・・まずは室内じゃなくて
屋外、庭で様子を見て
貰うのがいいかしら・・・?」
もうどちらでも・なんでも
私はいいですよ、
奥様のお好きに!と言いながら
私はこの日の30分区切りの
意味を痛感したのです、
30分の別離で辛いのは
犬よりもこれは奥様のほうだな・・・
最終的に奥様は自身の上着を
我が家の台所に敷き、その上に
牧羊犬ちゃんを座らせ
「じゃあ私はこのまま
さりげなく外に行きます・・・
30分間よろしく・・・」
「はいはい、では30分後に」
そこからの30分間、
ある意味一番可哀そうだったのは
われらがアーシーで、
アーシーにしてみたら
「お友達が遊びに来てくれたの!」
みたいな感じだったのが
肝心のお友達は台所の
一箇所からまったく動かず
ひたすら外に通じる
ドアを眺めていて・・・
「私!放っておかれて
ものすごく寂しいんですけど!」
という悲愴な鳴き声を上げている
アーシーを一顧だにせず
『伏せ、頭(かしら)左』の
姿勢を取り続ける牧羊犬ちゃん。
30分後、奥様と
牧羊犬ちゃんは
感動の再会を果たして
家に帰っていきました。
次は「もう少し長い時間」に
挑戦してみるとの奥様の言葉です。
たぶん45分くらいの
意味だと理解しています。
犬の健気さに心打たれたあなたも
毒舌奥様の気持ちが
他人事ではないアナタも
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