ドナルド・トランプ氏が

米国大統領に就任して1か月。

 

就任直後の大統領令

怒涛の連発について

「大統領の勢いが

ひと段落したら

ブログでネタにしよう」と

思っていたんですが・・・

 

全然『ひと段落』の

兆しが見えず・・・

 

大統領個人だけではなく

米国の企業・社会が

『権力』にわかりやすく

おもねる構図や

社会が目指すべき『正しさ』が

国の指導者一人が

変わるだけで劇的に

再定義される様子を見つつ、

それでも最初の1週間くらいは

あれをネタに自分が

冗談を書く余地は

あると思っていたのですが、

その頃仕事で

某米国自治連邦国から

英国に来ている

青年に会ってですね。

 

世間話として

米大統領選の話になって

「いやしかしトランプ政権

二期目は1期目に比べても

笑っちゃうくらい

とんでもない勢いですね」

 

青年はにこやかに微笑みつつ

「笑っちゃえるNorizoさんの

立場がうらやましいですよ、

僕はね、笑えませんよ、

笑っていられませんよ」

 

・・・私は政治ネタを

エンタテイメントとして

消費する癖があるのですが

なんか最早それが

許されない状況というか・・・

 

でも『笑えない話こそ

血を吐く思いで笑いにしよう』

こそが非常時の

心構えな気もするし・・・

 

ともあれトランプ大統領の

就任から1週間くらいは

「わあ、米国市民の皆さんは

これは大変だなあ~」と

他人事だったんですよ、

結局のところ私は。

 

関税問題もまあ

トランプ氏は大統領選の頃から

そんなことを言っていたし、と

理解は出来ていたんですよ。

 

でもそこからのこの展開、

『米国によるガザ所有』発言

(えっそんなこと

過去に言っていました?)、

対外援助凍結(いやこれは

確かに言っていたけど)、

【メキシコ湾】の名称変更

(いやだから言っていたけど)、

で、ここにきての一連の

ウクライナに対する姿勢。

 

これは・・・

 

私はこれ、今回の選挙で

「民主党より共和党、

カマラに比べたらドナルド」

という考え方でトランプ候補に

票を投じた人の今の

『お気持ち』を知りたいんです。

 

バリバリのトランプ支持者、

ディープステート陰謀論を

頭から信じているような人は

現在普通に喜んでいると

思うんですけど、

そういう人ではなくて

トランプ候補の経済政策、

つまり景気対策や

治安問題としての移民対策に

期待をかけて投票した人、

豊かな民主主義国家に生まれて

義務教育を受け『米国は

強く偉大であってほしい』と

考えていた善意の人々は

自らが選んだ大統領が

ウクライナの

ゼレンスキー大統領を

「独裁者」と呼ぶのを見て

どう感じているのか。

 

私が懸念しているのは

一部の人はこれを受けて

「・・・そうだ!見方を

変えればトランプは正しい!

ゼレンスキーは独裁者!

全部ゼレンスキーが悪い、

トランプは正しく偉大だ、

故にアメリカも

トランプを選んだ我々も

間違いなく偉大だ!」と

考え始めちゃうんじゃ

ないかな、と・・・

 

だってそう考えたほうが

心の痛みは軽くて済むし・・・

 

過去の歴史を振り返れば

そういうことは

何度も起きてきたし

どうやら我々は

歴史に学ぶのが

非常に苦手な生物種で

あるようじゃないですか。

 

欧州諸国はいまのところ

ゼレンスキー支持で

一致している様子ですが

(大国の領土拡張を

見てみぬフリをしたら

痛い目に遭う、という

歴史の傷がまだ

乾いていない地域なのかと)、

英国のスターマ首相が

妙に自信ありげなのが

私は逆に不安でですね。

 

それにしてもトランプ氏は

米国国内と国際社会に

意識的に『分断』を

作り上げようとしていると

私は感じているのですが、

その最終的な目標は

何なのでしょうか。

 

大量の情報をあえてあふれさせ

批判の矛先をかわすという

『フラッド・ザ・ゾーン戦略』

使って隠したい真意は何なのか。

 

 

歴史という大河の流れを

足元に直に感じている気がします。

 

 

トランプ氏が大統領ではなく

『首相』であったら

ここまでの独断専行は

出来なかったろうな、と思うと

私はちょっと議院内閣制に

感謝したい気持ちになりました

 

いや議院内閣制も何事も

一長一短ではありますよ?

 

ただ『内閣不信任案』の

可能性というのは

宰相の暴走を抑える意味でも

大事な存在だったんだな、と

 

なお私は基本的に

同じ民主主義国家の国民として

米国民の選択には敬意を払いたく

故にトランプ氏のこの大暴れも

「選挙民の判断だから」と

ある程度は呑み込めるのですが

・・・マスク氏の重用されぶりは

見ていてちょっとドキドキします

 

過去の歴史というか

歴史小説やSF系フィクションで

この設定はよくあるぞ、という・・・

 

私のこれはいわゆる

『漫画の読み過ぎ』・杞憂なのか

それとも芸術は現実を

先取りするものなのか

 

それにしても

ゼレンスキー大統領を

独裁者呼ばわりはないだろう

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