日本滞在時、実家の
お風呂が壊れまして。
壊れたといっても
浴槽の栓が
入らなくなった
だけなのですが、
ともあれこれは不便だ、と
某TOTOにご連絡。
それで思い知ったんですけど
・・・ほら、私は英国生活
10年を超えて
いい意味でも悪い意味でも
こっちの生活に順応しちゃって
いるじゃないですか。
年末の暮れも押し迫った
この時期に『お風呂に
お湯がはれない』だけの状態、
お湯は出る、
シャワーも使える
・・・これは英国の工事・
配管業者の皆様からすると
『緊急性は非常に薄い』事態。
たぶん修理は年明けか、
部品の問題なら
取り寄せに時間がかかって
湯船がまた
使えるようになるのは
春頃・・・いや、夏・・・?
しかし日本のサービス業は
そこらへんの速度が違いました。
月曜午前中に
TOTO(総合)に連絡をすると
「それではお客様の
住んでいらっしゃる地域を
担当している修理班から
あらためて
お電話させていただきます」
ハイ、と答え一応念のため
「あらためてのお電話は
いつ頃になりますか
(『年明けですかね?』
みたいな感覚で)」
「・・・あっ、
それは今日中に」
・・・ありがとう
ございます、と
電話を切って待つこと半日、
時計が17時を回ったので
これは一応確認の電話を
明日の朝にもう一度
かけるべきなのかな、と
考えておりましたら
19時過ぎに
「TOTOの地域担当です。
お電話遅くなって
申し訳ありません、
不具合の詳細を
お教え願えますか」
・・・TOTOさんの修理班って
24時間勤務なんですか・・・?
ともあれ問題を説明すると
「・・・浴槽が使えないと
ご不便ですよね、なるべく
早くの修理がご希望ですよね」
「まあそれはそうですけど」
「お客様本当に
申し訳ございません!
現在当班はギリギリの人数で
まわしておりまして!」
「年末ですものね!」
「修理は明日に
なってしまいますが
よろしいでしょうか!」
よろしいでしょうかって
それは私はよろしいですけど
そちらは大丈夫なんですか?
私の疑問をよそに
TOTOさんは一度電話を切り
色々と内部の手配を済ませ
20時過ぎにまた電話してきて
「明日の朝イチで修理に
伺わせていただけますでしょうか」
そして翌日朝、時間ぴったりに
TOTOの修理担当員が登場。
玄関のベルを鳴らし
礼儀正しく挨拶をすると
靴を揃えて家に上がって
問題の浴槽を点検、
「これは部品交換が
必要かと思われます。
ただこちらの浴槽、
型番が古いため
該当部品の取り寄せには
時間がかかります」
おっこれは修理は
年明けコースか?と
話を聞いておりましたら
「しかし理論上は
同じ機能を持ち
交換が可能な新部品を
念のためお持ちしております。
そちらの部品を使う
ご許可をいただけましたら
今、ご修理させていただきます」
TOTOさんは5分足らずで
修理を終えてしまいました・・・
「・・・本当に助かりました、
ありがとうございました」
「いえいえいえ、こちらこそ
昨日のうちに修理に伺えず、
そしてこんな朝早くに
お邪魔して申し訳ございません、
本日はこの時間しか
時間の都合がつきませんで・・・
ギリギリの人数で
まわしておりまして・・・」
「年末は修理依頼が増える、
とかあるんですか?」
「いえ、あの・・・
班に病欠者が2名
出てしまったんです・・・!」
皆様お疲れ様です!
TOTO修理班の怒涛の勤労ぶりに
私は頭が下がる思いでしたが
しかしちょっと待って欲しい、
うちに修理にいらした方は
昨日の夜20時過ぎに
電話をしてきた方と同一人物、
今朝我が家にやって来た時間から
逆算すると・・・TOTOさん!
おたくの勤務実態大丈夫ですか!
残業代とか
時間外労働手当とかバリバリ
出しているって信じていますよ!
「15時に修理に
うかがう予定でしたが
今時計を見たら16時半で
あと30分で
今日の仕事終わりなんで
修理は別の日にしますね、
いや明日とか
明後日はちょっと」
みたいな英国の業者に
慣れた身からしますと
TOTOのこのサービスには
ありがたさと同時に
不安を感じて
しまうのでございます。
勤労の『程よさ』って
どのあたりなんでしょうね。
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