それは己の

サボリ癖を誤魔化す

自己欺瞞だろうと

言われてしまえば

それまでですが、

本年の私は

自分の精神安定と

ピアノの練習時間が

完全に比例していました。

 

つまり精神的につまづくと

・・・というか落ち込むと

ピアノの前に座らなくなる。

 

逆にどれだけ仕事が忙しく

用事がたて込んでいても

気持ちさえ落ち着いていれば

練習時間を

確保できていたのです。

 

不思議です。

 

色々あって今年は途中

約5か月・・・いや

6か月ほどピアノの存在を

無視していた期間があり、

でもまあなんとかそこから

精神的に立ち直り、

久々にピアノでも・・・

 

でもこれだけ練習を

してこなかったらきっと

何も弾けないだろうな、と

覚悟を決めて

鍵盤を撫でたところ

これが案外音を追えてですね!

 

ドビュッシーの

『月の光』だったんですが

なんかこう月は厚い雲の

陰に隠れがちだったり

月光の下に広がる原野で

地滑りが起きたり感満載の

他人様にお聞かせは

絶対に出来ない状態

演奏ではあったんですけど、

でもあの旋律はそこにあった。

 

 

最後の音が消えていくのを

聞きながら私は思いました、

楽譜って凄い、と・・・!

 

何を言っているんだお前は、と

多方面から突っ込まれそうですが、

違うんですよ、私のレベルですと

楽譜がなかったらこれはもう

お手上げなんです、この曲は。

 

一時期は暗譜寸前まで

いったんですけど・・・

 

でも暗譜寸前までを

一回経験しているからこそ

半年のブランクを経ても

私は楽譜を

読めたのかもしれないです。

 

以前だったら

半年ピアノに触らなかったら

すべては元の木阿弥に

なっていたと思うんですよね。

 

私は子供の頃は練習嫌いの

不真面目なピアノ弾きだったので・・・

 

でもそれもこれも

楽譜のおかげなんです。

 

音楽を紙の上に

記録する方法を

考えた人たちは

天国あるいは極楽に

特別の席を

与えられていると思います。

 

よく五線譜とか

こんな方法を思いついたよ!

 

私がピアノから離れている間も

音楽はしっかりと

紙面の上に記録され

旋律は残っていた。

 

これはすごいことだと

思いますよ!

 

今日の私は

ちょっと気持ち悪いですか?

 

すみません。

 

ちなみに半年ぶりに

『月の光』を弾き、

「あら、結構弾けるじゃん」と

安心した私はその翌日

また同じ曲を弾き

「全然弾けてないじゃん」と

絶望したのであります。

 

下手の横好き組の皆様には

私のこの気持ちがわかるはず。

 

なんだったら演奏の出来事態は

前日より『マシ』なのに

気分的充足感は下降するんですよ、

耳が『あるべき音』を求めちゃうから・・・

 

しかし積み重ねられた

練習量は裏切らないって

こういうことなんですかね、

私は6か月ピアノを

裏切りましたけど、

その前の2年3年の練習が

その裏切りを

償ってくれたというか。

 

以前、今は亡きわが祖父に

『戦争中に再会した兄弟将校が

久しぶりに再会して一緒に

ピアノを弾いた話』を聞いて

「兵隊にとられて

1年とか2年

ピアノから離れていたら

演奏は無理だろう」と

こっそり胸の中で

呟いていたのですが

幼少期に真面目に練習を積んだ

才能ある青年なら

それは可能だな、と今回

納得するに至りました。

 

兄弟将校の話は明日にでもまた。

 

 

『月の光』を何度か

弾いてからダメもとで

亜麻色の髪の乙女』に

挑戦してみたのですが

 

 

 

ふてくされてはいたものの

彼女は6か月間

なんとかその存在を

維持してくれておりました

 

なんかね・・・

 

ほとんど、

暗譜でいける、

みたいな・・・

 

驚きです

 

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