最近の英国の

トップニュースの一つは

「老舗デパート『ハロッズ』の

複数の元従業員が

元オーナーに性的暴行を

受けたと証言、

この問題をハロッズは

認識していながら

隠蔽工作をはかった、

その証拠を報道機関は入手」。

 

この元オーナーというのが

富豪モハメド・アルファイド氏。

 

故ダイアナ元妃とともに

交通事故で亡くなった

ドディ・アルファイド氏の父。

 

モハメド・アルファイド氏は

去年亡くなっています。

 

詳しくはBBCのこちらの

和文記事をどうぞ。

 

何が悔しいって

被害に遭った女性たちは

過去に何度も声を

上げようとしているんですよ。

 

ロンドン警視庁も

被害の申し立てが

あったことを

把握しているんですよ。

 

検察庁にも話は届いていた、

でもアルファイド氏は

起訴されなかった。

 

・・・あれ?

 

当時の検察トップって

もしや今の英国首相

キア・スターマ氏・・・?

 

スターマ首相は現在

支持者に自分と奥様の

『お仕事用の服』を買って

もらっていた賄賂疑惑と

スー・グレイ問題

(保守党のジョンソン元首相の

ロックダウン中の宴会疑惑を

調査担当した公務員のグレイ氏が

その後辞職し労働党に所属、

現在スターマ首相の

首席補佐官になって

高給を得ている事態が

『それっていいの?』と

取りざたされている)を

抱えているのですが

これはもしや

第三の爆弾になるか?

 

まあでもそれは二の次です。

 

被害者が

救済されることを望みます。

 

これは性犯罪だけでなく

すべての犯罪で

私が望むことなんですが、

でも性犯罪における

被害者の『救済』って

何なんでしょうね?

 

盗難事件なら

盗まれた物品が戻って来て

盗人がそれなりの刑を受ければ

被害者もある程度

納得できますけど、

組織ぐるみの性犯罪で

主犯は死去しているとなったら

どうすれば被害者は

心の安定を手に入れられるのか。

 

そうした被害者の治癒というか

立ち直りを支援するために

存在するのが被害者援護団体で

スコットランドの首都

エジンバラにある

レイプ・クライシス・センター

ERCC, Edinburgh Rape 

Crisis Centre)もその一つ。

 

性犯罪の被害者は

こうした組織に連絡すれば

少なくとも『守られる』、

『守られているという

気持ちが持てる』、と世間は

そう思うじゃないですか。

 

しかしこの点で

ERCCは現在

批判されておりまして。

 

本来なら被害者第一主義で

なければならないところを

はき違え、『女性だけの空間を

提供します』という約束を破り。

 

私は性差別はよくないと思う、

就労機会は性差に関係なく

能力ある万人に

与えられるべきと思う。

 

ですが性犯罪という

異常事態に巻き込まれた

被害者、性の問題で

深く傷ついた人が

「私は男性と同席したくない」と

願うなら、せめて

ERCCのような組織こそが

そうした場所を

提供すべきではないか。

 

だって日常生活では

そんな環境は

手に入らないんですから!

 

でもERCCは

そうしなかったんですよね・・・

 

自分のケアを担当する人の

性別を知りたい、という

被害者の希望を無視し、

「もっと被害者側の心に

寄り添うべきではないか」と

声を上げた従業員を

「トランス嫌悪症」、

差別主義者だ、として

クビにしたりしたんですよね・・・

 

これはその後

不当解雇であることが認められ

ERCCのトップが

辞任する事態となりました。

 

この辞任したERCCの

トップはトランス女性

(出生時は男性だったが

現在の性自認は女性)でした。

 

この人は「特定の性別を

嫌だと感じる人は

差別的であるのだから

性犯罪被害者でも

それを克服するよう努力すべき」と

発言した過去もあり・・・

 

でもこの人をERCCの

CEOの座に就けたのは

別の人であり、今回この人が

辞任したからそれで大団円という

わけでもなかろう、という話で・・・

 

ちなみに不当解雇が

認められた従業員

(ERCCはもっと被害者に

寄り添うべき、と声を上げた人)は

現在小説家のJ.K.ローリングが

資金提供をしている

犯罪被害者女性支援団体で

働いているそうでございます。

 

こちらの団体は

職員としてトランス女性を

雇わないことを公言し、

それにより一部から

『差別的』と批判されています。

 

性犯罪の被害者となった

トランス女性のサポートは

行わないともしています。

 

その点ERCCは

性犯罪被害者となった

男性の支援もしています。

 

これ、どちらか一方だけを

肯定も否定も

するのは難しいですよね・・・

 

ともあれハロッズの件は

これから正しい司法の裁きが

行われることを願います。

 

女性たちの申し立てが事実なら

この人たちは長い年月加害者が

名士として持ち上げられ

悲劇の父として同情され

テレビドラマで

『気のいいおじさん』として

描写されるのをどんな思いで

目にしてきたのか。

 

想像するだに辛い話です。

 

 

アルファイド氏は

名門フットボールクラブ

『フルハム(Fulham)』の

オーナーも務めていたのですが

今回の事態を受け

フルハムが声明を出して

「当時我々は所属の

女子選手を守るため予防策を

講じておりました!」

 

・・・思うところは

色々ありますが、つまりこれは

某ジャニーズ事件と同じで

業界では『周知の秘密』

だったのでしょうか・・・?

 

しかしこういう問題は

確証がなければ

周囲も手を出せない、

というのが本当に

難しいところだと思います

 

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