さてところで近頃
暇があるとお箏の前に
屈みこんでいる私は
当然ピアノの練習からは
見事に離れておりまして。
でも・・・
先日ふと・・・
視界の隅にピアノ君の
姿が入って来て・・・
あれっ?どうしてだろう、
何故この黒い楽器から
目が離せないんだろう、
そう思いながら
鍵盤の蓋を開けてですね、
変だな変だな、怖いなー、
嫌だなーと思いながら
手近な楽譜を広げてですね、
それがショパンの
『夜想曲第二番』
だったんですけど、
私はこれ、実はすでに
楽譜を見ながらだったら
曲だったんですね、
でもなぜかその時は
変な予感がしてですね、
変な・・・というか少し
怖い、みたいな・・・
で、これは、この気持ちは
どうしてだろう、
いつもと違うなあ、
ちょっと嫌だなあ、と
それでもまあ鍵盤の上に
手を置いて
音符を追ってみたらですね。
出てきた音が・・・
池田屋階段落ち、みたいな・・・
もはや左手の
あの三拍子の調子が
この世の物じゃあない。
私の夜想曲第二番には
常に所属しているのですが
・・・彼ったらいつの間にか
大工さんのところに
弟子入りしていて
道具箱片手に屋根に上ったら
見事に梯子を
転げ落ちた、みたいな・・・
つまり大怪我ですよ。
・・・あるんですよ、
こういうことって・・・
今更ここから立て直しを
図るのも悔しいので
ピアノ再練習は
スコットランドに戻ってからの
課題にいたします。
楽器は練習をさぼると
あっという間に結果が出ますね。
身をもって実験してみた
2022年の初夏でございます。
本日の文体、脳内で
あの方の声で
再現されれば幸いです
再現されたあなたも
意味が分からないあなたも
お帰りの前に1クリックを
たぶん、絶対
↓
