新型コロナウイルス

ワクチンに関して、

英国では白色人種に比べ

有色人種への接種が

進んでいないという現状

問題が指摘されています。

 

世間には「英国には

人種偏見が根強い」と

強く信じる方たちがいて、

そういう人たちはこれを聞いて

「やはり有色人種は

英国の医療現場で

迫害されているんだ!」という

結論に飛びつきたがる

かもしれませんが

これはそんな

単純(?)な話ではなく。

 

白色人種に比べ有色人種は

ワクチン接種に否定的な人が

多いらしいのでございます。

 

ちなみに収入が多い人と

少ない人では多い人のほうが

ワクチン接種に前向きで

男性と女性では女性のほうが

接種に後ろ向きなのだそうで・・・

 

さて有色人種で収入もアレな

女性である私としましては、

まあ新しいワクチンに

「マイクロチップが入っている」だの

「胎児の肺組織が使われている」だの

「あれを打つとDNAが

変質しちゃう」だの「副反応で

トカゲになる」だのそういうことは

流石に信じていないんですが

・・・でも接種に前向きかというと・・・

 

思うに私のこれは育った背景、

医食同源というか養生訓というか

『薬は怖い』文化が自身の中に

根強くあるのが原因の一つで、

色々あって最近は

『痛み止め』に関しては

素直に現代科学の恩恵を

受けるようにしているのでは

ございますが(某看護師さん

『現代医療に耐えるべき痛みなど

存在しない』は名言でありました)、

でも「よくわからないものを

身体に取り入れたくない」は

人として正しい感覚だと思うんですよ。

 

ただそれは英国人だって同じことで

じゃあ何故多くの英国人は

ワクチン接種に積極的なのか、

という話を夫(英国人)としていたら

「天然痘ワクチン(種痘)を

発明したのが英国人(ジェンナー)

だからですかね?それまでの

疫病の歴史に加えて

学校で必ず習う話ですから」

 

 

 

 

「日本でもジェンナーは有名だが・・・

でもそうだな、自国人の功績の

威光があるとまた違うかな・・・」

 

過去の事例というのはこういう時に

かなり力を発揮するもので、

私の場合は己の記憶の中に

『薬害エイズ問題』がどうしてもあり。

 

 

 

 

あれは多くの日本人の心に

医療不信の種を撒いたと思うんです。

 

また、今回のコロナウイルス

ワクチンに関しては

「欧米人とアジア人では

ワクチンの効果・副反応が

異なるのでは」という不安を

口にする方(日本人)がよく

いらっしゃる印象なのですが、

この「人種によってワクチンの

『効き』が違う」は、私の感覚では

例の『子宮頸がんウイルスワクチン

日本国内での副反応問題』から

世に出てきた考え方な気がします。

 

あの時の事態の詳しい流れ、

問題点、議論の推移、

現状を理解している人は

実際のところは少ないままに

最初にワーッと広まった

「ワクチン、怖い」の印象だけが

世に残ってしまった、その責任を

「不安を煽る報道が悪い」と

マスコミに負わせるのも

間違ってはいないとは思いますが、

しかし子宮頸がんワクチン接種が

正しいことであると医療関係者・

厚労省担当者が信じるならば、

彼らはもっと声を大きくして

「ワクチン、怖くない」の考えを

世に説くべきなのではないか。

 

(そうしながら同時に

ワクチン接種を契機に

健康被害に苦しむ人々の救済を

目指すことは可能だと思う)

 

 

 

これは個人の勝手な意見ですが

今回の新しいワクチン接種の

機運を高めるため

日本の場合は厚労省と

政治家、特に与党の偉い人達が

ワクチン接種の姿を

公開するのが一番効くような気がします。

 

「副反応で万一何かあっても

補償は絶対にされるだろう」という

安心感を国民に与えるためにも。

 

 

しかしそれにしたって

我々日本人の

「ワクチン、今は良いです」態度の

根底にあるのは

「だってコロナにかかっても

日本人はあんまり

死なないみたいだし」な

この事実だとも思うんですよね。

 

コロナにかかるリスクと

ワクチンの副反応のリスクで

前者を取りたくなっちゃう、みたいな。

 

英国はもう・・・

 

そんなこと、本当に

言っていられない面があって・・・

 

あ、あとコロナが猛威を振るう前

英国では『親のワクチン忌避の結果

とんでもないことになった子供たち』

のことがよく報道されていて

それが世間の『ワクチン怖い』熱を

下げる役目を果たしたのかもしれません。

 

さてこういう時に嫌な感じに

冷静かつ計算づくなわが夫は

「コロナもワクチンもある意味

ロシアン・ルーレット的というか

結果がどうなるかはその時に

ならないとわからない、という

面はあると思うんですが・・・

僕の場合、コロナにかかって

重症化する可能性と

接種したワクチンで

重篤な副反応が出る可能性では

ワクチンのリスクのほうが

圧倒的に低いと思うんですよね」

 

「まあな。今のところ

ワクチンの副反応で

亡くなったって人はいないしな」

 

しかし勿論英国人すべてが

わが夫のように論理に基づいて

行動しているわけではなく、

我々の知人にかかりつけ医から

「アンタはコロナにかかったら

間違いなく重症化するから。

98パーセント死ぬから」まで

断言されている人がいるのですが

そこまで専門家に言われたら

そこは素直にワクチンを

打つかと思いきや

「でもお~、私、副反応が

怖くて~、だって私、猫の毛

アレルギーがあるしい~」

 

ちなみに彼女は

『抗アレルギー薬』を

定期的に服用しつつ

複数の猫を飼っています。

 

・・・傍から見ると私も彼女と

同じ穴のムジナなんですかね?

 

ちなみにわが義母

(わが嫁ぎ先の永遠の良心)も

こういうところは臆病で

先日うっかりわが夫に

「ほら・・・RNAを利用したワクチンって

免疫に影響が出るらしいじゃない?」

 

可哀そうにわが義母はその後

電話越しにわが夫に

『RNAワクチンとは何か、

そもそもワクチンとは何か、

免疫に影響が出ない

ワクチンとは何なのか』について

御前講義を受けていて・・・

 

まあでも私は順番が来たら

素直に接種を受けると思います。

 

科学的に安全性に確信が

あるわけではなくですね、

だって夫が接種するって

言うんですからね、

今後何かの事態が起きた時に

「はい、ワクチン接種済みの方は

こちらの部屋に。未接種の方は

こちらの部屋に」みたいなことを

言われて別々の部屋に

入るのは嫌じゃないですか。

 

床が抜けるのがたとえ

『接種済み組』の部屋だとしても

落下する時は一蓮托生の精神で。

 

こういう屈折した情愛の深さは

私の性格上の弱点であると

しみじみ思う今日この頃です。

 

 

あとさー 夫がさー ぽそっと

「怖がる君の気持ちも尊重しますけど

社会の全体的利益のことを

考えても僕は接種を受けますよ」

って言っていてさー 

 

そういうこと言われると

良き市民を目指したい偽善者は

色々考えちゃうじゃないですかー

 

さてわが隣人のひとりは

去年の秋にコロナに罹患し

回復した後

冬にワクチン接種を受けました

 

接種当日の彼からのメッセージ

「僕は効果をすでに実感中!

反応と解析能力が格段に上がった!

ネットの受信速度も飛躍的に向上!

おまけにビル・ゲイツがナビ機能も

おまけしてくれたらしくて

森に出かけても迷子知らず!

トカゲ化については舌の先が

少し割れ始めている感覚!」

 

・・・まあこれは

彼の冗談なんですけど

(でも最初の2行くらいは私は

本気で『そういうものなのかあ』と

納得していた、ああ悔しい)

 

ちなみにその後本人に

少し真面目に話を聞いたら

「ワクチンを接種してしばらくして

コロナの時に出た症状が全部

『コロナの時より軽め』で

出てきたよ。懐かしい痛苦に

涙の再開ってやつだよ、もう」

 

「・・・でも『軽め』だったんですか?」

 

「・・・当り前だよ、いいかい、

僕はコロナを経験しているだろ、

僕はね、あれだけはね、

二度と経験したくないよ。

ワクチンで出てきた症状なんて

咳・熱・喉の痛みの『普通の不調』。

コロナの時はね・・・咳ひとつとっても

『何だこれ・・・何だこれ!』っていう

疑問が体内を駆け巡ったからね。

ちなみに僕はコロナ患者の中では

軽症も軽症扱いだからね、

ワクチンでちょっと風邪っぽく

なることでコロナを発症しなくて

済むならこんなに

ありがたいことはないよ」

 

mRNAワクチンって得体が

知れなくて怖い、となった時に

『RNAとは何か』を学べる人と

学びを放棄して怖がり続ける人の

違いというのは大きいですよね

 

私はあれだ、ジェンナーの

時代に生きていたら

「人類牛化計画の恐怖!」とか

騒いでいた馬鹿になる可能性、大

 

新しいものを正しく畏れることは

自分の身を守るうえでも大事ですが

それが行き過ぎると現代版

暗黒の中世人になってしまう

 

ワクチン接種派の貴方も

なんと言われようと

怖いものは怖いあなたも

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