グースベリー(セイヨウスグリ)と
ブラックカラント(クロスグリ)、
無事本年の収穫を終えました。
グースベリーは去年のほうが
多く実がなった気もするのですが
夫(英国人)いわく
「春に強めに剪定をした結果なので
これで大丈夫、心配ありません」
だそうでございます。
今年は割と無駄なく実の確保に成功し
私と夫は嬉しい笑顔なのですが
おこぼれを狙っていたニワトリとガチョウには
それぞれ違う感想があるかもしれません。
去年は諸般の事情から
ブラックカラントの摘み時を逃してしまい
実が熟れ過ぎて地面に落ちるもの多数。
それでもある日
最後まで枝に残っていた子達を
しゃがみこんでプチプチむしっていたら
背後に妙な気配を感じ、振り向いたところ
私の真後ろに我が家の雄鶏
オレンジ・センチネル閣下がいらして
「しっ静かに!声を立てると我々が
枝の下にいることが露見する!」
みたいな眼差しで私をじっと
ご覧になっていらっしゃり
(普段はニワトリが侵入できないよう
ブラックカラントの周囲に柵をめぐらしてあった)。
面白いのでしばらくそのままの姿勢でいたら
私が音を出さないことに安心なさったのか
閣下は枝々の下の散策を再開、
そこここのブラックカラントを
ついばんでいらっしゃいました。
ブラックカラントはニワトリにとって
かなりの美味である模様です。
さて、グースベリーとブラックカラントで
何を作るかと申しますと、まずは
「パイです。グースベリーと
ブラックカラントを
両方入れたパイをお願いします」
私はフールのほうが好きなんですけど
まあここは夫の希望を尊重。
市販されているパイに比べ
我が家で作るパイはかなり甘さ控えめで、
まあそれも夫の好みなんですが
「しかしどれだけ砂糖の使用量を控えようと
パイ生地というのは言うなれば
砂糖と脂肪と小麦粉を練って焼いたものだ。
新鮮で酸味も強い体に良さそうな果物を
わざわざパイ生地で包んで焼き上げる、
というのは、健康という観点からしたら
大間違いなのではないだろうか」
「妻ちゃん、人にとって大事なのは
身体的健康だけではありません。
パイは精神に、心に
幸福をもたらす食べ物なのですよ」
夫出張中に獲った果物類は
すべて冷凍処置を施しました。
文明の利器と自然の恵みに
感謝溢れる毎日です。
果物を愛する貴方も
パイに目がない貴方も
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