先日 エジンバラの観覧車の話を書いていて
自分が英国首都名物ロンドン・アイに乗ったことを
皆様にご報告していないことに気がつきました。
まあ乗ったのは2006年の夏なのですが。
ロンドン・アイは
テムズ川沿いにある大観覧車。
諸般の事情により
私は夫(英国人)の家族および親族と
ロンドンおのぼりさん観光をすることとなり、
で、その日のハイライトが
ロンドン・アイだったのです。
わざわざ乗車券を予約したあたり、
我々の気合がかなりのものだったことは
ご想像いただけるかと思います。
タクシーを降りて見上げたロンドン・アイは
予想以上に大きかったです。
なにせその直径135メートル。
これはなかなか期待が出来そうですな!
とニヤニヤしておりましたら
義父がとことこ隣にやって来まして
「わが義理の娘よ、
君にお願いしたいことがあるんだが」
「はい、何でしょう」
「実は君の義理の母は
高所恐怖症のケがあるんだ」
「・・・何ですと?」
義母を見てみますと
・・・うむ、確かに微笑が強張っていらっしゃる。
「大丈夫だとは思う・・・大丈夫だとは思うが、
万が一乗車の瞬間に彼女が取り乱したら、
君は速やかに彼女の腕をつかんで
ゴンドラから降ろしてやってくれたまえ」
「はい、わかりました・・・わかりましたが、
それって義理の娘がやるよりは、
お義父様、夫である
貴方がやられるべき仕事なのでは」
「うむ、それはその通りだ、
だがあれだ、
私はロンドン・アイに乗りたいんだ」
どうですか、この英国ジョーク。
まあ義母は
結果的にはロンドン・アイを楽しんだ模様です。
ゴンドラが最も高い位置に上ったときは
椅子に腰掛けて小声で
「大丈夫、大丈夫よ、ふふふ」
とか繰り返してはおりましけど。
さて、このロンドン・アイ、
乗車に際しての身体検査が
かなり厳しいのには驚きました。
まあ・・・
恰好のテロの標的といったら
その通りですものね・・・
で、ロンドン・アイに来る前に、
私と夫は某高級百貨店ハロッズで
友人のお子さん達への
お土産を購入していたんですよ。
紳士である夫は当然の義務として
それらの購入品を自分の鞄に入れて
観光の間中持ち運んでくれていたのです。
「お客様、すみません、そちらの手荷物の
中身も確認させていただけますか」
「ええ、構いませんよ、どうぞ」
そう言って係員に鞄を手渡した夫は
すっかり忘れていたのです、
自分達がハロッズで
とても可愛らしい牛の縫いぐるみを
買い込んでいたことを・・・
係員がジッパーを開けると同時に
バックパックの中から
まろび出る真っ白な縫いぐるみ牛3匹。
「・・・」
「・・・」
しばしの沈黙の後、夫は我にかえり
「ち、違うんです!これは妻が・・・!
(しかし私はとっくに身体検査を済ませ
夫のそばから離れてしまっていた)
いやいやいや、妻の、妻の友達の!
子供の・・・子供への贈り物なんです、
僕のものじゃないんです!」
警備員は夫の狼狽をじっと眺めた後
そっと鞄の留め金をかけ
「大丈夫です、わかっています、
本当は貴方のものなんでしょう?
照れることはないですよ!」
「ち、違います、違うんです!」
「はい、検査完了です、
次のお客様がいますから前にお進みください、
牛ちゃん達もさようならー!」
まあ、ロンドン・アイそれ自体は
夫も楽しんだらしいですよ。
牛達も、それなりに。
ロンドン・アイ、
チケットは事前予約が望ましいそうな
の1クリックを
「シャンパンつき乗車券」とか
狙いがいまひとつ謎なチケットも売られている模様です
誰が買うんだ誰が
・・・次回乗る機会があったら私も是非
「このロンドンの夜景に乾杯」とかやってやるわ
あ、あと義母はなんとかなりましたが
真性の高所恐怖症の方には
あれ、耐えられない乗り物であるらしいです
先日・・・新婚旅行に来た友人に
軽い気持ちで薦めてしまいましてね・・・
友よ、その節はすまなかった
あの、ところでランキングがすべてってわけでは
もちろんないんですけど
ここにきてのカテゴリー首位陥落は
昨日の記事が面白くなかったということでしょうか
怖いなあ食べ過ぎって



