昨日の夕食

「ひらめのボンファム」ならぬ

「かれいのボンファム」は

夫(英国人)から好評を博しました。


これはわが母が結婚祝いにくれた

『おそうざいふう外国料理 暮らしの手帳版』

のトップページに載っている料理であります。

ひらめ(今回はかれい)をワインで煮て、

煮汁に小麦粉とバターとエバミルクを投入し、

それをソースにして魚にかける


エバ・・・ミルク・・・?

聞きなれない食材なので調べてみましたら

これは「無糖練乳」のことなのだそうです。


無糖練乳?


英語では「Evaporated Milk」。

夫がスーパーで購入して来てくれたのですが

何が恐ろしいって

100gあたり160キロカロリーというその破壊力

そりゃこってり美味しいソースになるはずです。

「文句があるなら

成人病になってからいらっしゃい!」てな感じの

深いこくのある味に仕上がっておりました。


東京の母いわく

「あの本は日本が経済安定成長期に入る前、

つまりまだまだ貧しい人たちが

世の中にたくさんいた時代に、

そういう人たちにいかに美味しく

かつ効率よく栄養を取らせるか、

当時の料理界のトップの人々が

智恵を絞って作ったものだから、

現代人からすると

どうしても栄養過多なところがあるのよ」


母よ貴方はいつも正しい。


ちなみに後から気がついたのですが

本の最初のほうのページに

「エバミルクは手に入れば

生クリームのほうがけっこうです」

とか書いてありましたよ・・・


まあいいのです、

美味しいものは美味しかったんだから

こうなったら食べるだけ食べて

あとから腹筋をすることにいたします。

おそうざいふう外国料理/暮しの手帖編集部

この本が指示するとおりに料理を作ると

本当に「昔ながらの懐かしい味」に仕上がるんですよね

これが「暮らしの手帳」の底力か・・・!

一見するともはや野暮ったいくらい

飾り気がないレシピばかりなのに

真の洗練とはこういうものなのか