自転車セックス男 の話の

続きを書こうかと思っていたのですが

英国の税務当局が

2500万人分の個人情報を

紛失したニュースが

どうやら日本でも話題らしいので。


ニュースをご存じない方のために

説明いたしますと

「英税務当局が2500万人分の

個人情報を保存したディスクを紛失した」

という事件でありまして

「これらの個人情報には

725万世帯の子供と親の名前、

住所、生年月日、国民保険番号などが

含まれている」ということです。


ええ、割と洒落にならない事態です。


20日にダーリング財務相が

議会で明らかにしました。


皆様は英国議会の議事進行風景を

ご覧になったことがありますか。

割と声援とブーイングの嵐ですのよ。

特に閣僚が間違いや非を認めたときなど

野党の間から一斉に

ウイー!」とか「オエー!」とか

とにかく英国紳士淑女が

そんな声出していいんですか?という感じの

野次、というか雄たけび、いや

正確には唸り声?あがるのですが、

今回ダーリング財務相が

突然この件について発言した際、

野党陣営ったら一瞬静まり返り

あれですね、

人間虚を突かれると

なかなか大きなリアクションは

取れないものですね。

ダーリング氏の発言が続くうちに

野党側も気を取り直したのか

いつものように奇声を発していましたが・・・


英税務当局はこのところ

個人情報がらみのポカが頻発していて

(『ポカ』ってもう死語ですか?)、

今年の3月には職員による

違法な個人情報持ち出しが発覚し、

9月には

1万5千人分の個人情報を紛失したり、

個人情報を保存したラップトップを盗まれたり。


「情報管理に隙のありすぎるこの政府が

国民IDカード制の導入を目指しているなんて

壮大なブラックユーモアか狂気の沙汰だ」

とはわが夫(英国人)の弁。


それにしても

先日のノーザン・ロック銀行の

資金繰り悪化騒ぎなど

英財務省は最近問題続き。


「普通だったら

そろそろ与党内部からも

ダーリング氏の引責辞任を

求める声があがるはずですが

そのような様子はない、

さてこれは何故でしょう」
「夫よ・・・家庭内の会話として

そのなぞなぞはふさわしいか・・・?」


「ではヒントです(夫、聞いちゃいねえ)。

ダーリング氏は財務相、では

ダーリング氏の前任者は誰でしょう?」

「えーと・・・(仕方ないので本気で熟考)

あ、わかりました、ブラウン氏ですね」


「そうです。

ブラウン氏はこの間まで

輝けるわが英国の辣腕財務相でした。

そのブラウン氏は現在英国首相。

現在露呈している財務がらみの問題を

深く追求しちゃうと、もしかしたら

現財務相だけでなく前財務相、

つまり現職の首相の責任問題に

発展してしまうのではないか。

与党としてそんな痛い目を見るくらいなら、

ダーリング氏の続投を認めて

なんとかダーリング氏に状況打開を

目指してもらったほうがいいのではないか、

与党内にはこうした見方が強いのでしょうね」

「・・・ニュース解説ありがとうございました」


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