夫(英国人)の実家では
薪(たきぎ)作りと称して
焚き火遊びばかりしている私。
最近火をおこすのが
上手になってきた実感があります。
夫の親に物を教わると
それがきっかけで
嫁いびりが始まる、というのは
往年の昼ドラマの典型的あらすじですが
(例:
「あら貴方、我が家では
お味噌汁の具は1種類なのよ」
「お義母様どうもすみません」
「いいのよ いいのよ、
でもね、あと貴方
鰹節の削り方も間違っていてよ、
早く覚えてね、
うちの息子がかわいそうだから。
それにしても貴方のご実家、
貴方に何も教えていないのねえ
ホホホホホ」
「お義母様ひどい!」)、
燃えやすい木の見極め方とか
ナタの正しい使い方とかを
夫の父から教わっても
いまひとつ悲劇性に欠けるのは何故でしょう。
「君、ノコギリは
押すときに力を入れるんだ、
君は引くときに力が入っている」
「どうもすみません」
「慣れたら斜めに構えてもいいけど
君は初心者だから
なるべく直角に歯を入れるように。
ノコギリを扱ったことなんてないだろう?」
「ありませんな」
「ほら、その添え足の位置も間違っている」
・・・どう悲劇のヒロインの方向に
自分を持っていけるというのでしょうか。
ちょっと太目の枝などは
ノコギリで切るのも面倒なので
適当に斜めに立てかけて
同じくらいの太さの枝で叩きつける。
剣道の面打ちの要領で
背中から真っ直ぐに振り下ろすと
いい具合にまっぷたつに。
これが結構楽しくて、
朗らかに笑いつつ
棒切れを振り回していたら
それを義父に目撃され、
「彼女、ちょっと楽しみすぎているぞ。
少々危険な感じじゃないか?」
とか夫に報告されてしまいました。
私が可憐なタイプだったら
「夫にそんなことを告げ口するなんて!」
とか言って涙にくれたりもできるのでしょうが、
確かにあのときの私は
変なスイッチが入っていたからなあ・・・。
あと少しでムスカ
(ハハハ、人がアリのようだ!)なくらい
気分が高揚していたので
そりゃ心配されて当然です。
むしろ
目撃したのが身内であってくれてよかった・・・。
どう考えても
お昼のドラマにはならない人間関係、
というか私の有様です。