祖父の要望にお応えして

日々朗読者となっていた状況については

先日(その1その2その3その4

書いたとおりです。

某月刊誌バックナンバー過去1年分、

苗場に行く前に読みきりました。

人間やれば出来るんですね!

最新号を読み終わり、

森進一も真っ青なかすれ声で

「お祖父様、全巻読了です!」

「ありがとう!

ああ、全部読んでもらえてよかった!」

ひそかな達成感と満足感を胸に

苗場の雪原を滑走した私。

ただ、

その月刊誌を読みきってしまった今

今後祖父に

何を読んで差し上げればいいのか。

私はまもなく再び英国に渡る予定で、

祖父と一緒にいられる時間も限られる中、

次の本がなくては

祖父にひっついている

いい口実がなくなってしまうではないですか。

月刊誌を読み終えた時

「次は何を読みましょうか」

と尋ねたのですが

「次か・・・別にないなあ・・・」

とのそこはかとなく寂しい返答。

少し悲しい気持ちで

東京に帰ってきた私を待っていたのは

祖父の枕頭に用意された

『中央公論』最新号でした。

・・・いくらなんでも

『中央公論』はないだろう・・・。

誰だ、こんな本を差し入れたのは!

ええ、朗読しております。

・・・まあ

思いのほか面白いですよ、

『中央公論』・・・。