子犬がやって来た! | イタリア フィレンツェ 田舎暮らしの12ヶ月

イタリア フィレンツェ 田舎暮らしの12ヶ月

動物たちに囲まれた
トスカーナの森の中 自然に寄り添った半自給自足
フィレンツェ 田舎暮らしの12ヶ月

この日 朝 虹が出ていた。


アルトゥーロ がお空へ行ってから
11ヶ月が経っていた。
あっという間だな。
動物たちの見守り係りを 早く迎えたい夫に
「タイミングが来たら きっと
彼の方からやって来るから 待ちましょう」
と何度か言っていた。



その日は 突如やって来た。
午前中に 知り合いの牧場から 
「雄の子犬を 今から連れて行くから」と
なんの心構えもないまま 子犬がやって来た。
アルトゥーロと同じ 
パストーレマレッマーノ種の超大型犬。
牧場主のトラックには 2兄弟乗っていて
どうぞ選んでという。

選んで…って言われても…
夫は 鼻のシュッとした方がいいと言ったが
鼻の丸い 寂しい目をした この子を選んだ。



白犬のはずなんだけど 牧場生まれの子犬たちは
灰色で臭くて くっつき虫(野草)がいっぱいついていた。
無理にさせたくないので 1時間以上かけて
少しづつ 1歩づつ 前へ前へ 誘いつつ
シャンプー2回してスッキリ!



後ろ姿が アルトゥーロにそっくりで
アルトゥーロがいなくて寂しくて 恋しくて
子犬がウチへ来てくれたことが嬉しくて
わけのわからない涙が溢れた。



ウチの子になって6時間後…
庭の真ん中で でーんと伸びでぐっすり眠る…
この子には 不安とか怖いとか
ないのかもしれないな…
そう思ったとき 降りてきた思いがある。

この子は ウチの子になることを決めて
虹の橋を渡って降りて来たんだな。
長旅で疲れて 眠ってるんだ。
と言うことは 私達を知っている誰かが
この子に このお家の話をしてくれたんだな。
アルトゥーロだ!
この子がちゃんと虹の橋を渡って降りるまで 
きっと付き添ってくれたに違いない。

この思いで 心が本当に温かくなった。
この温かさは 今はもう触れられないけれど 
いつも手を握っていたアルトゥーロの温もりだ。

だからこの子はこんなにも
安心しきって寝ているのだ。



ナナとも すぐに仲良くなって
一緒に追いかけっこしたり 付かず離れず
昼寝をしたりしている。

今日は 動物病院で 初検診日。
ナナも付き添ってくれた。
マルコ先生は ナナが子犬の頃から
アルトゥーロの最後まで診てくれている先生だ。
触診と虫下しのお薬と登録と
ミクロチップ装着(ヨーロッパは義務)



帰宅後 なんだか気持ちが疲れた2匹を連れて 
森散歩。
まずは1kmだけを 毎日続けている。



午後は それぞれ お昼寝。



子犬の名前は アルトゥーロ。
先代アルトゥーロから貰った名前。
色々候補はあったけれど
先代アルトゥーロへの尊敬と愛情を込めて 
この名前を選んだ。

立派な田舎暮らし犬になれるよう 頑張ります!
皆さまどうぞ宜しく☘