さっくるからのお知らせ
断水地域の方々で移動が可能な方は、ぜひお水の無料配給を致しますのでご連絡下さい。
テレビやSNSでは、
各地の被害や復旧作業の様子など
いまだ安心できない心の垣根を飛び越えて、日々情報が更新されています。
福山駅前近郊にいる,被災地でなかった私たちはどうするべきなのか、そこも議論の対象となっていたります。
さっくるグループの責任者として私も、降りやまない豪雨のなか、連絡が入る電話やメールに葛藤しました。
経営者であれば誰しも、この災害で受けた打撃や痛手。
誰にも転嫁できないその事柄に胸を痛めます。
こんなときに不謹慎と思われるかもしれませんが、それを考えない経営者はまずいません。
その上で次に私が考えたのは、お店の臨時休業のことでした。
売上のことを考えお店をオープンさせたいということも勿論ありますが、
・何よりも、お店を開けていたら帰宅難民になっていらっしゃる方の雨宿りの場所として、止まり木的な役割になるのではないか。
・外出を避けるように言われているけれど、否応なしに外出しなければいけないひとが立ち往生にあっているのではないか。
・不安でひとりでいてもたってもいられなくて外出している人がいるのではないか。
そんな方々がお店の灯りをみつけてほっとしてくれる、
何があっても通常営業していることが経営者としての英断なのではないか、、、。
また一方では、労務管理という目線で見ると、
スタッフの安全のために通勤中何かあっても責任は最低限のことしかとれるわけでなく、命の保証はできない。
だとしたら、お店のオープンのためにそのリスクを背負わせる訳にはいかない。
さまざまな葛藤のなかで夜な夜な、
尾道へのお弁当配給の仕事をこなすスタッフとともに「てしおがわ」で配膳作業を行っていました。
とりあえず、いまご来店下さっているお客様に誠意をもって対応すること。だけを考えて。
案の定、土曜日の「てしおがわ」の予約は、ほぼキャンセルとなり、お店はお弁当配給場と化していました。
同じ昭和町の店舗である「喰べもんやさっくる」「和てっぱんさっくる」はやむを得ず休業。
もう一店舗昭和町にある「ワンコインさっくる」は、ご予約のお客様で賑わい、
その賑わいにつられるように来店されるお客様もいて、落ち込んだ心を元気にしてくださいました。
カフェコム.サックル。
ここが私の悩みどころでした。
出勤できるスタッフがいないならば、ドリンクだけでも提供しに私がお店に出勤しようか?
店長達の心の声は休業を求めていることは言動ですぐにわかりました。
以前の私ならばそれでも出勤を強行し、出来ないのならば私がやる!と考えた。
けれど、英断の価値は店舗や企業によって様々。
わたしは、店長の要求を受け入れました。
カフェこそ、市民の皆様の止まり木であってほしいと考えていたからこそ、その判断がいまだ正しかったかどうかの答えは出ていません。
らぁめん茶房咲来は、リム福山という商業施設の中にあるため、リム福山自体が休館となりそれにあわせて休業しました。
駅前の2店舗「串揚げさっくる」「伏見BALSakkuru.」は通常営業を指示しました。
自宅が浸水しているにもかかわらず営業を受け入れてくれた社員にも感謝しています。
結果、通常と同来店数のお客様だったことを知ると、やはりその灯りを求めてくれたお客様がいらしたと胸をなでおろしています。
BALにいた私に「絶対あいてると思った」というお客様の声を聞くと
なんとなく安堵の気持ちが込み上げてきて,目頭があつくなったことは、いうまでもありません。
このような大変なときに、手前勝手な内容の記事をお許し下さい。
本業では全国に営業所があり、
広島の事務スタッフはニュースに取り上げられるほどの被害地で、
安否確認が出来たときには涙がとまらなかったほどです。
また、関西や岡山にも営業所があるので被害の確認がとても混乱しました。
今朝、私の直属の部下である被災地にすむ4名に、本体からお見舞金が振り込まれる連絡がありました。
そういえば、ネパール災害のときも、在籍するネパール人の方々に瞬時にお見舞金が配られた。
その対応の早さと懐の大きさに自身を省みるきっかけを頂きました。
さっくるは、いつもと変わらず営業することが市民の皆様を元気にすることであると思っています。
また、昨日東京本社に頼んだペットボトルのお水が11日に届きます。
昨日届いたお水もございます。
断水地域の方々で移動が可能な方は、ぜひお水の無料配給を致しますのでご連絡下さい。
被災地の皆様が少しでも早く心穏やかに過ごせる日が来ることを切に願っています。

