こちらでチラッと書いた南イタリアでわたしの受けたサービス
興味深々!キカさん 聞かせて!
とのリクエストがあったので....
イギリスに住んで25年近く
こちらでレディファースト文化に慣れきったわたしの度肝を抜いた濃厚なサービスの経験シェアするね
夏休み南イタリアのお友達のお宅にお邪魔した我々ファミリー
ここは観光地ではないんだけれどめちゃくちゃ綺麗な海のある海辺の街
聴こえてくるのは99%イタリア語1%はフランス語
あんまり英語の通じない村でのこと
綺麗な海の側に車を停め砂浜を歩いていたら
娘が車に置いてきたビーサンを取りに戻りたいという
ファッショニスタの娘はおニューのスニーカーを脱いで裸足で歩いて居たのよね
わたしが彼女に付き合って車に戻る道
ふっかふかの砂浜からクルマまで約150mちょいそこは普通の道路なの
娘はなんとおニューのスニーカーに砂を入れたくないと裸足で歩くと言うのだ!
わたしは咄嗟に自分のサンダルを脱いで娘にわたし、自分が裸足になり、歩き始めた
その時のこと
向かいの果物屋さんからイタリア人のおじさんが慌てて飛んで出てきた
イタリア語で捲し立てるんだけど....
要は....
ここを裸足で歩いたら怪我するよ
ガラスが飛び散ってるかもしれないじゃないか!
みたいな雰囲気のことを言ってるのよ
わかってる
でもね、娘がスニーカーを汚したくないから...
と英語で言ったら
おじさん、うなづいて
そっか、そっか
ちょっと待ってろ!
俺に任せろ!
みたいな雰囲気になって...
店の丁稚さんみたいな若い子みんな集めて…
な!なんと車のある場所まで段ボールで花道を作ってくれたの!![]()
そんなことやってたら道沿いにあるお店やお家のバルコニーに見物客がわんさか集まってきて....
よ!男前!
ヒューヒューカッコいいぞ!
みたいなやんややんやの大歓声のエールを送ってる
いやあ....
こう言う野次って国境を越える
イタリア語全然わからないわたしでも雰囲気で全部わかっちゃう
そうこうしてたら2階のベランダから
ルイジ!
手を取らないとダメだ!
シニョーラの
それじゃ全然ダメだ
この一声が入った瞬間、
全ての見物人から
大歓声がどっと起こり...
本当におじさん
なんと
その場にぱっとひざまずき
わたしに向かって手を差し出した
シニョーラ
さあ
僕の手を取って...
あわわ....
娘の方を振り返り....
みーちゃん
ママ、どうしよう??
どうしたらいいの?
ってオロオロしてたら、娘が一言
ママ
ここまでこの人達、盛り上がってるんだよ!
ここで断ったらどっちらけでしょ...
ってクールに言うの
というわけで....
わたし 見知らぬオッサン(ルイジさん)にしずしずと手を引かれ、大歓声の中
段ボールの花道を無事に歩いたのでした
旅行の間中
ルイジさんのお店の前を通過する度に
彼はお店の外側まで出てきて
にこやかに挨拶してくれました
あはは
娘が後から言ったの
本当に男性って女性よりずっと単純
褒められたら純粋ハッピーだし
女性の役に立ったらめちゃくちゃ嬉しい
多分、これって本能的な感覚なんだろうね
あまりの単純さに笑っちゃうわね
だって....
10代の時
誰もわたしにそんなことを教えてくれなかったワン

