★旧料亭の各部屋を展示会場にして歴史の説明も★
場所・ 山形県酒田市日吉町2ー2−25
電話・ 0234−22−0146(山王)
創業・ 明治28年(1895)
設計・施工・ 佐藤泰太郎
竣工・ 明治27年〜明治28年(1894〜1895)
構造・ 木造2階建て P34台、大型バス4台
料金・ 通常 410円 お雛祭りの際は 800円
9〜17時 3〜11月は無休
*当時の情報
休館日 12〜2月 火曜 年末年始(12月29日〜1月3日)
貸室使用料 2860〜3360円 4時間毎 *当時の御値段
最終訪問・ 2021.03 再訪で内部見学
*国・登録有形文化財
・1階 ふれあいの間、玄関
この部屋は、料亭山王くらぶの頃、帳簿として使われ、毎晩女将さんとなじみのお客様との間で楽しい会話が交わされていました![]()
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新しい山王くらぶでは、酒田市民と観光客の皆様との温かいふれあいができるところとしてご利用いただいております![]()
受付と玄関、お土産売り場、お雛様展示もあります![]()

・1階 甘味処 「喫茶 宵待亭」
山王くらぶのテーマは、館内全体で北前船の時代を中心とした酒田らしさとその歴史を表現すること![]()
売店で扱っている商品も、昔ながらの酒田で作られて来た駄菓子や工芸品を中心に取り揃えております![]()
甘味処では、坪庭を眺めながら、ゆっくりと茶菓を味わっていただけます![]()
地元の市に老舗の菓子舗の作る美と味をご堪能下さい![]()
素敵な古民家カフェ風 散策の一休みに
とのことですが、コロナ渦では珈琲とクッキー程度の御菓子の提供のみ![]()
現在は再開されているか、要確認![]()
・1階 夢二の間 大正を代表するアーティストと港町酒田
竹久夢二(1884〜1934)は、50年という短い生涯のうちの酒田を3度訪れています![]()
滞在中は山王くらぶ(旧宇八楼)を拠点に画会を開いたり、象潟へのスケッチ旅行に出たりしました![]()
ここは、夢二が特に愛用した部屋で、その滞在中には必ず使われていました![]()
夢二は庄内を気に入り、終の棲家には酒田が不足がなくて良い、とのことでした![]()

・1階 北前船の間 西周り航路がもたらした酒田の繁栄
酒田港は、河村瑞賢による西回り航路の整備により、さらに発展を遂げ、日本海有数の物流拠点となりました![]()
酒田からは米、大豆、紅花、青芋が出され、播磨の塩、京や伊勢の木綿類、出雲の鉄、美濃の茶、津軽・秋田の木材、蝦夷の海産物などが入って来ました![]()
・1階 酒田商人の間
自衛自治の精神を追った酒田商人のまちづくり

酒田は、古くから出羽物の物産を京へ運ぶ港町として栄えてきました![]()
この交易の担い手である廻船問屋は徐々に力を蓄え、特に、「長人」と呼ばれた人々は、最上川対岸から今の「当酒田」への移転とそのまちづくりで重要な役割を果たしました![]()
・1階 料亭文化の間 海運と商人が育てた洗練の湊町

酒田は、港を通して上方文化が入ってきた土地柄のため、商人たちは生け花や茶の湯、俳諧に親しみ、豊かな教養を身に着けていました![]()
茶屋の芸妓たちも文化的な素養や舞踊・琴などの芸事に秀で、酒田は北国の小都市ながら料亭文化の花開く町となったのです![]()

「寺町」と呼ばれる地区から「日和山」にかけての一帯には勇壮な本堂、社殿などを備えた寺や神社が連なり、その造りや絵馬などのすばらしさに驚かされます![]()
なかには、商人が京の技術を使って作らせたものも![]()

・1階 文人墨客の間 湊町に残る文人たちの足跡
元禄2(1689)年夏、松尾芭蕉が門人曽良とともに酒田を訪れました![]()
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句会を催し、「暑き日を海に入れたり最上川」などの句を残しています![]()
その他にも酒田を訪れた文人墨客は数多く、港町の風情を詩歌、紀行文、絵などに残しています![]()
・2階 辻村寿三郎の間(創作の間)
さかたのひな遊びと舞娘
人形作家・辻村寿三郎の作品を展示![]()
この方の作品は、目黒雅叙園で2011年6月にもあの「百段階段」で見たなあ![]()
またここでも10年後に出会うなんて、御縁があるんだなあ![]()
・2階 傘福の間と体験工房 大広間
106畳 日本3大つるし飾り
折り上げ格天井で、ふすま仕切りを外すと106畳の大広間になります![]()
2月下旬から4月には、傘福展示とお雛様展示を行っており、圧巻です![]()
(ちょうどその時期に行けました)

つるし飾りの一つ一つに意味や願いを込めて作られた福傘は、寺社への寄進や山王祭の山車行列にその起源があるといわれています![]()









