豪雪地に花開いたデザイナーズ古民家村の文化

場所・ 新潟県十日町市松代2074−1 ほくほく線・まつだい駅・徒歩7分

電話・ 025−594−7944  HP・ブログ・インスタあり

開業・ 2015年 

竣工・ 元旅館「松栄館」の建物をリノベーション 2010年
     もとは明治38年創業の建築 田村屋旅館から

構造・ 木造2階建て

営業・ 11〜16時 (月から水)休み 祝日営業 

お品書き・ ランチあり 2000円代
      ケーキセット 1100円 *当時の御値段

最終訪問・ 2024.07

 

*NHK・BS「カールさんとティーナさんの古民家村たより」で紹介 

新潟県の中越地方、豪雪地帯として有名な十日町市の山奥の松代という地区にあります富士山
(電車でアクセス可能・まつだい駅・徒歩7分)

 

この辺は山に囲まれた里山地区で、夏に行くと標高があるので26度ほどでこの日は涼しかったですし、空気も山の空気で癒されます(冬は3mもの雪が積もる豪雪地)ラブ



カール・ベンクスさんとは ドイツ人建築デザイナードイツ

1942年、ドイツ・ベルリン生まれ。
絵画修復市の父親の影響で日本文化に興味を持ち、ベルリンやパリで建築デザインオフィスに勤務。

 

1966年、空手を学ぶため日本大学に留学。
日本の民家に強く惹かれ、ドイツに移築する仕事を始める。
1993年、新潟県十日町市竹所で現在の自宅となる古民家を購入、再生に着手。

 

周辺には他にもカール建築が並びます 木造3階建て


 

1999年、カール・ベンクス&アソシエイト有限会社を設立。
2010年、事務所を「まつだいカールベンクスハウス」に移す。

2015年、カフェ「澁い ーSHIBUIー」オープン。
2017年、「ふるさとづくり大賞」内閣総理大臣賞を夫婦で受賞。
2020年、NHK「カールさんとティーナさんの古民家村だより」放送スタート。

 

カフェ左側にもカール建築あり



カールさんは
第二次世界大戦下のドイツ生まれで、大変な時代を生き抜いてこられた方ですアセアセ
父上様が日本文化のファンで、家には日本の浮世絵や本がたくさんあり、いつの間にかその魅力にひかれて12歳から空手も習いました日本

戦後、ベルリンの壁が築かれる前、19歳のときに川を泳いで西ベルリンに渡り、2年後にパリへフランス
ここでもし、川を泳いで亡命しているときに見つかったら射殺ですガーン

 

入口

 

本当に大変な思いをして覚悟を持って生きて来られたと思うと、、、
アルバイトでインテリアの仕事をしていたときに、静岡出身の武道家による合宿に参加筋肉

 

その方から「空手が強くなりたかったら、日本に来い!」と誘われ、24歳で日本大学に留学し本場の空手を学ぶことに日本

この虹梁のような持ち送りもデザインポイント


在学中は、在日ドイツ商工会議所から仕事をもらい、大阪万博にも関わりましたびっくり
その際、日本の職人たちの技術の高さを知り、その素晴らしい技術・建築物を広めたいと思い、本格的に建築デザインの仕事を始めました乙女のトキメキ

故郷の
ドイツやフランスなど各所に純和風の建築物を移築改築フランス
昔の日本は、一代限りではなく、代々まで住み継がれる家を建てていましたチョコがけハート
 

扉も重厚なもの

 

日本の棟梁の技術は世界一です(やっぱりプロの目から見てもそうなんだ)日本
そこに日本ならではの風情がありました飛び出すハート

 

しかし高度経済成長とともに、建物や町並みは画一化してあの素晴らしい風情を感じられませんタラー
古いものは価値がないものだと捨ててしまうことは、宝石を捨ててしまうことと同等の事だと思いますガーン

カールさんお得意のアイアン装飾 ラジエーターカバー


大量消費が当たり前となっている今、モノを大切にすることを忘れつつあるのも知れませんえーん

古民家の再生は日本が世界に誇れる文化、技術の継承ですチョコがけハート
単に建物の再生ではありませんおねがい

匠の技術を守ることは、伝統や文化の保存につながり、ひいてはスクラップ&ビルドに象徴される現代日本の悲しい価値観などの再生にもつながると期待していますえーん
だからこそ、
新築同様の古民家再生にこだわりますハート

欄間 彫刻も素晴らしい 


高い技術がほどこされた古民家の骨組を活かし、個々の生活や趣向に合わせたデザインはもちろん、設備を導入することで快適な住まいへとよみがえらせます義理チョコ
単なる
懐古主義ではなく、素晴らしい日本を伝える役割なのです日本

予算があればカールさんのデザインの古民家にぜひ住んでみたいですが、いいものはお高いですよね、、、
やはり今の若い方たちがケーキ箱のような使い捨ての安い家にしか住めないのは資金がないから、文化が守られないんだと思いますガーン

 

持ち送り彫刻 



カフェの名前の由来コーヒー

カフェの名前が「澁い」ということで珍しいですが、カフェの名前の由来は、カールさんはお若い頃に日本の古民家をヨーロッパへ運び、数々の建築デザインを手掛けてきましたチョコがけハート
 

その実績を1冊のデザイン本にまとめ出版したのが「澁い DESIGN」本
その本にちなんで店名がつけられましたハート

 

 

ドイツ語や英語では一言で言い表せない日本建築の持つ独特の雰囲気日本
「澁い」は謙虚さ、静けさ、調和を理解するためにとても重要な言葉です飛び出すハート

カールさんに会うには、まつだい駅から徒歩約7分のまつだいカール・ベンクスハウスがありますドイツ
1階がこのカフェで、2階がカール・ベンクス アソシエイト有限会社の事務所ですコーヒー

 

1階 CAFEの奥にはグランドピアノも


 

古民家再生のご相談は事務所にてお話をお伺いしますキラキラ
現場に出て事務所が留守になることもありますので、ご希望の方は事前にご予約下さいPC

 

カール・ベンクス古民家ファンクラブでは、交流会や勉強会も開催していますニコニコ
普通に1階のカフェに来て、運が良ければ今回のように2階の事務所見学の際に、ご本人にご挨拶ができますルンルン

カールさんはなぜ古民家を再生しているの!?

継手など日本の建築技術は世界一です日本
日本の職人は「芸術家」だとブルーノ・タウト(フランス人建築家・日本好きで日本にも滞在)も称賛していますフランス
古民家という日本の宝をなぜ日本人は捨ててしまうのか!?

ケーキ箱のような使い捨ての家を作ることは「宝石を捨てて砂利を拾うようなもの」ですもやもや
古民家を再生することにより、今では入手が困難な
欅材が使われた骨組を利用し職人は建築技術を継承することができますキラキラ



1つでも多くの古民家を残したいと思っていますピンクハート
カールさんの親御さんは戦前にドイツで絵画修復家をされていましたドイツ
こういう血が
古民家再生の建築デザイナーへの道を歩ませたのかも知れませんキラキラ

大切にされているのは
日本画家の東山魁夷さんの言葉で「古い家のない町は思い出のない人と同じ」だそうですガーン

カールさんの再生する古民家に暮らすには!?

これまで全国で60軒以上の古民家を再生してきましたキラキラ
多くは十日町市周辺の雪深い地域の丈夫に作られた、材料の良い古民家の骨組を移築して再生しましたラブラブ

 

 

現地で再生した古民家もありますキラキラ
十日町市松代ほくほく通りでは
空き家を再生して建売をしています乙女のトキメキ
 

もともと宿場町として栄えていたため立派な古民家が多く、住居兼店舗に適しています義理チョコ
移住者のために再生古民家を建売販売している上越市柿崎区の「下牧プロジェクト」に協力していますキラキラ

カールさんはなぜ十日町市竹所(たけどころ)に来たの!?

お米を購入しに来る友人に連れられて、偶然、竹所集落の空き家に出会いましたウインク
30年以上前のことですびっくり

 

ケーキセット 1100円

 

豪雪地帯ならではの立派な古民家の骨組と周囲の環境に一目惚れをしてすぐにその古民家を購入しましたピンクハート
最初は別荘のつもりで再生しましたが、ここで年を取りたいと思いましたキラキラ

 

再生した古民家を夫婦の終の棲家にしようと「双鶴庵」と名付けましたおじいちゃんおばあちゃん
竹所集落はほくほく通りから約9km、車で15分ほどのところにありますニコニコ

 

ピアノの前の席で頂きました 



竹所には現在12軒目となる古民家を再生していますびっくり
一般の家のため、建物内を見学できる古民家はありませんが、「
イエローハウス」はオーナー吉田さんのご好意により4月末から11月初めまで週末を中心にカフェとして営業していますショートケーキ

「山の雪国暮しは不便なのでは」という人もいますダッシュ
私は「竹所は四季の変化が豊かな世界一美しい場所。都会の暮しの方が満員電車や狭い住宅で不便ではないですか」と返しますルンルン

 

 

(一説には奥様がやはり雪は無理、嫌と言われてた情報も、やはりキツイですよ、お年寄りにはあの3mもの豪雪は、、、若くても辛い)

器も和にこだわり素敵です


今後も力の続く限り、古民家再生を通して夢の村の実現はもちろん、素晴らしき日本の建築技術や伝統文化を伝えていきたいと思います日本

古民家は宝石、磨けば必ず輝くのですゆめみる宝石

日本は本当に美しい国です日本
まじめで親切、そして高い技術、素晴らしい伝統文化は世界に誇るべきものです乙女のトキメキ
私はそれに魅せられ、移住して30年近くウインク

 



以来、古民家再生を通して「
愛すべき日本」を守る取り組みをしてきました日本
もちろん、まだまだ夢は続きますチョキ
皆様もぜひ自分たちのふるさとを大切にして頂きたいと思いますお願い

同時にアソシエイト(仲間)とともに、自分の夢をいつまでも追いかけてほしいと願っています爆  笑
諦めない!」ことこそが何よりも大切です筋肉

*お店で頂いたパンフより

 

続きです