「新潟の豪商・斎藤邸別邸」 玄関門 隣は料亭、向かいは北方文化
斎藤1

 

越後の3大豪商・夏の別邸(1階・大広間編)

場所・ 新潟県新潟市中央区西大畑町576

電話・ 025-210-8350 HPあり

竣工・ 大正7年(1918)

作庭者・ 東京の2代・松本幾次郎ともその弟・亀吉

構造・ 木造2階建て Pなし

料金・ 300円 9~17時(月)休み 
     *当時の情報
    旧小沢邸と共通券 400円

最終訪問・ 2013.05 再訪

 

*日本遺産 北前船の文化

*国・名勝 (新潟市初の快挙)

これは2010.11に訪れたときのレポートです。

 

「斎藤邸 別邸」 玄関脇の雪隠
斎藤28

「斎藤邸 別邸」 玄関 
斎藤3


新潟市の高級住宅地・西大畑にある大正時代の別邸です家
この斎藤家の迎賓館「燕喜館(記事) 」(えんきかん)の方も同じ中央区内の白山公園の方に移築されていて徒歩圏内で無料なので、ぜひセットで見学してみて下さい音譜


「斎藤邸 別邸」 1階 蔵への回廊 磨き上げられた床板
斎藤9
「斎藤邸 別邸」 1階 回廊
斎藤12


そんな斎藤家は明治から昭和初期にかけて新潟の3大財閥の一つに数えられ、衆議院議員・貴族院議員を歴任した豪商・4代斎藤喜十郎が建てた別邸です家
斎藤家の本宅はかつて中央区東堀7番町(徒歩圏内)にありましたあし

 

「斎藤邸 別邸」 1階 大広間 庭園に面する
斎藤5
「斎藤邸 別邸」 1階 大広間 庭を眺めてゆっくりと
斎藤4
こんな旅館や料亭良いなあ 住んでも良いなあ


砂丘地形を巧みに利用し都会はてなマークでありながら深山幽谷の趣を仕立て、周辺には見られない池や渓谷といった水辺空間を作り上げた回遊式庭園の作庭者は東京の2代・松本幾次郎ともその弟・亀吉ともいわれており、完成までに3年の歳月と巨万の費用をかけています¥

 

「斎藤邸 別邸」 1階 座敷への回廊
斎藤10
「斎藤邸 別邸」 1階 座敷 回廊も素敵
斎藤6

庭園内には「浩養園」(墨田区)などかつての江戸の大名庭園から選び抜かれた数多くの名石・石造物が運びこまれています霧
庭園内の高台には茶室もあり、ここから眺める別邸もまた優雅で良いものですお茶

 

「斎藤邸 別邸」 1階 西側続き間 茶室みたい
斎藤13


「斎藤邸 別邸」1階 西側続き間 

 欄間の透かし彫りも素敵
斎藤11
こんな部屋の旅館に泊まりたいものですぐぅぐぅ


庭園の池にはもちろん、新潟県名産の鯉がたくさん泳いでいて「THE 金持ち」な池となっておりますうお座
秋には紅葉、冬には雪景色が楽しめ(新潟市はあんまり降らないですが)ます雪

 

「斎藤邸 別邸」 庭園 1階より見上げる 

 奥に高さがある
斎藤8
2階からは池を見下ろし月を映して見るという優雅な文化お月様


また建物は避暑と庭園鑑賞という目的を最大限に考慮した開放的な造りですDASH!
随所にさりげなく銘木を使うなど巧みな演出がされていますクラッカー
付設する蔵の扉の金具(鍵)には斎藤家の家紋「丸に剣片喰」をあしらいます目

 

「斎藤邸 別邸」 1階回廊からの主屋 
斎藤21
老舗温泉旅館みたいで風情がある 少し紅葉もみじ


斎藤27

別邸の2階から夜は池に映る月を映して鑑賞することもでき、これは京都・銀閣寺(記事) の月見台から得た文化だそうですお月様
さすが別邸だけあって優雅な夏の夜が想像できます星空

 

でもこれだけ鬱蒼としてたら夏は虫がいっぱいいるだろうなあせる

新潟の短い夏を過ごすためだけにこれだけの家を建てるなんて、ほんとに贅沢ですね晴れ

歴史都市の印象が薄い新潟市ですが、こんな新名所があるんですよ~パー