悪ガキ物語~第3章秘密基地~その② | 子ども達と自然に暮らそ!

子ども達と自然に暮らそ!

十和田で耳つぼジュエリーのおうちサロンをする傍ら、
子育てがラクに楽しくなるように、
自然食、自然療法などを取り入れながら、
子ども達との自然な暮らしを提案しています。

【俺たちの秘密基地だ!】

すごい形相で走っていったボスを見かけた後、

私も用事を終えて帰ってみると、

ボス、スネ夫、ジャイアンの3人は、

基地に壁をつけるとか、屋根をつけると言いながら、

さらに板を打ち付けていましたが、

さすがに子ども達だけで

木の上の基地に壁をつけるのは難しかったらしく、

その日はそのままあきらめて帰って行きました。


しかし、彼らが帰った後の木の下には、

大量のくぎが散乱し、

のこぎりやトンカチもその辺に投げたままでした。


その後も、毎日のように来ては、

基地作りに夢中になるのですが、

そのたびに道具を出しっぱなしにして帰ります。

何日か経つと、

はじめの礼儀正しさは消え、

「ちゃんと片付けて帰りなさい!」

と言っても、言うことを全く聞かなくなりました。

おまけに、コンクリートブロックまで

ノコギリで切ろうとしたり、めちゃくちゃでした。

あまりにも道具を大事にしないので、

旦那と二人で相談し、

子ども達がここで遊ぶルールを決めました。


~子どもの遊び場~

ここは、こどもが自由に遊べる遊び場です。

でも、ルールがあります。

○ここでは、(おばあちゃんをのぞく)大人やお兄ちゃんが居るときだけ遊べます。

○大工道具は、大人に、「貸して下さい」と言ってから借りて下さい。

○使い終わった道具は片付けましょう。

○道路では遊ばないように。





もともと近所の子達も、大工道具で剣を作ったり、

好きな物を作って遊んでいたのですが、

近所の子達は、言えばちゃんと分かってくれて、

帰る前にはお片付けをしてくれます。




しかし、悪ガキ3人組は、

それでも全く片付けようとはしませんでした。

いつも最後まで遊んで、

帰る時間ぎりぎりに、

じゃあ!と言って走って帰ってしまうのです。

おまけに、大人がいないときでも、

勝手に物置から大工道具を出して使うので、

彼らがどうやったら片付けをしてくれるか、考えました。


そんなある日、

やっぱりその日も大工道具を出しっぱなしにして、

くぎも散乱させたまま帰った悪ガキ3人組。



翌日、玄関に出してあるお約束ボードに張り紙をしました。


『いつも大工道具を出しっぱなしにしたまま帰るので、

お父さんがすご~く怒っています。しばらく大工道具は使えません。』


その日やって来た近所の子ども達は口々に、

「おれ、片付けたよ」

「おれ片付けた後に、あいつら使ってたよ。」

と言います。そこへやってきた悪ガキ達。

張り紙を見て立ち尽くす悪ガキ達。

「・・・・」

「いっつも出しっぱなにしてるから、

お父さんがものすご~く怒って、

大工道具貸すな!って言ってたんだよ。

最低でも一週間は使えないよ。

反省しなければ、もっと使えないし。」

そう言うと、

「別に大工道具なくてもいいもんね!」

と言いながら、でも、

その日以降、

彼らはほんの数日間は

おとなしく遊んでいたのでした・・・。