九動生に「犬の気持ち」を体験してもらう授業を行いました。

 

目隠しをした犬役の学生を、周囲が声だけで誘導します。最初は5人が同時に指示を出しました。「右!」「左45度!」「もう少しで階段!」「止まって!」みんな親切だからうるさいぐらい指示を出すのに、犬役は混乱して前へ進めません。

 

そこで指示を出す人を1人だけにすると、なぜか驚くほどスムーズにゴールできました。

動物たちは言葉を話せません。だから大切なのは、たくさんの指示ではなく、安心して信頼できる相手の存在です。この授業で九動生たちは、「見えない不安」と「伝える難しさ」を体験しました。

 

動物看護師に必要なのは知識や技術だけではありません。相手の立場に立って考える力。犬になってみて、初めて見える世界があるのだと思います。