<あらすじ>
『怖いと思われている稲荷の誤解を解いてほしい』
その言葉と共に、六甲山の高取神社で
「神様」という存在に、前よりも強く接続してもらった私。
前からついていたという高野山の清高稲荷大明神さまの
子狐眷属の姿も確認できるようになり、
奇妙な共同生活(?)が始まっていた。
そしてその子狐眷属の故郷、
高野山の清高稲荷大明神にお参りに行った際に
「お祭りをしてほしい」と無茶ぶりをされた私だが……
***
とうとう神様取材メモも書ききったな……と思った昨日。
菊「あ。荒御魂さまのも書いてた!✨」
子狐1「……忘れてるってひどいな💧」
菊「あの日たくさんメモしたから!💦」
ということで、西宮神社のえびす大神の荒御魂(あらみたま:勇猛な面)である
沖恵美酒神さまとの日常会話を。
沖恵美酒神のお社は、私が出入りに使う南門のすぐそば。
だからいつも帰り道にお参りするみたいな感じになる。
沖恵美酒神エリアの外に自転車を止めて、敷地内に。
区切られたエリアなので、ちょっと特別感漂うのです。✨
(だから須佐之男大神はヤイヤイ言ってはったのだろうか……)
菊「沖恵美酒神さま。こんにちはー」
お賽銭と二礼二拍手一礼が済んだら、
本殿の近くにおいでと聞こえた気がして、拝殿の右手に回ってみた。
沖「大海原ね。あの神ね」
沖「でももっと目立ってもいいのにとは思うよ。
もったいないよね。
愛され神だから大丈夫じゃない?(笑)」
沖恵美酒神。
西宮神社のえびす大神の荒御魂。
だからか、本殿の神様でもないのに毎月10日に
沖恵美酒神だけは『沖恵美酒神社月次祭』というものがとり行われる。
菊「……余裕ってこういうところにサラッと出るんだね……」
子狐1「えびす大神さまの荒御魂ということは、須佐之男大神さまのお兄さんなんだろうし」
コソコソ話していたら、沖恵美酒神が普通に言った。
沖「僕、ほんまは別のところにいたから。
それがここに明治時代に引っ越したんよね。
だからキャラ被ってしまって……(苦笑)」
なんだろ。意外に大人な荒御魂さま。えびす大神とは違うなー。
沖「あ。えびす大神さ、めっちゃ絡んでたやろ?」
菊「は、はい。確かに。いつもと違うテンションでした。男っぽかったというか……」
沖「そこ! そこには感謝してるわ。
えびす大神、和御魂やのに大海原に絡むときは男らしなるねん!」
和御魂(にぎみたま)とは、
神の優しく平和的な側面。荒御魂の逆。
沖「それはあの須佐之男大神さんの神威やと思うで。
本殿内の神同士で
神威発揮してる場合ちゃうねんけどな!ほんまは!!」
そう言いながら沖恵美酒神は、爽やかにケラケラ笑った。
ほんと、よー笑う神様たちで(笑)
そうかー。
えびす大神がいつも元気なのは、須佐之男大神とヤイヤイやってはるから?✨
菊「ここはそんな神様ばっかりですね♡ 愛に溢れています♪」
沖恵美酒神とは、いつも帰り際にバタバタと話す感じで、
なんか既に、最初に書いたように「日常会話」(笑)
でもそれこそが*
菊「平和な証拠ですよねー♪」










