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▶明治 スキンケアヨーグルト『素肌のミカタ』 公式サイト
これ、昨日ツイッターでMattさんが出てる広告が流れてきて初めて知ったのですが、
この4月に明治さんが新発売した「スキンケアヨーグルト 素肌のミカタ」という商品です。
こちらの商品、なんと飲むヨーグルトでありながら
「飲むことで紫外線から肌を守る」
という驚きの機能性を表示している『機能性表示食品』です。
「紫外線から肌を守る」という機能性は、機能性表示食品ではじめてなのだそう。
飲むだけで紫外線対策ができる
なんて、
日焼けに悩む消費者にとってはまるで夢のようなヨーグルトではありませんか!
というわけで今日はこちらの商品について、ちょっと色々話をさせて下さい!\(^o^)/
◎「素肌のミカタ」はどんな成分が入っていて、どんな効果があるの?
まず素肌のミカタの含有成分についてなのですが、
こちらのヨーグルトには、以下の3つの成分が入っていて
これらの成分の相乗効果で紫外線から肌を守るそうです(^-^)/
乳酸菌とコラーゲンペプチドとスフィンゴミエリンですね。
かずのすけ的にはこの3つの成分で、
一番肌の紫外線耐性に影響しそうなのって「スフィンゴミエリン」かなと思います。
スフィンゴミエリンっていうのは、化粧品でも稀に使われる『セラミド』の仲間の成分です。
牛乳を原料に得られるため「ミルクセラミド」などとも呼ばれていて、
セラミドの前駆体成分なので
以前このブログでも紹介したことのある、
▶飲むスキンケア【ディフェンセラ】買ってみた。驚き(?)のセラミド含量と効果的な飲み方について
オルビスさんの「ディフェンセラ」がグルコシルセラミドというセラミド前駆体配合で
「肌の水分を逃がしにくくする」というトクホを取得したというのと似た話ですね!
セラミド前駆体を摂取することで肌のバリア機能成分であるセラミド量が増える
→その結果水分量が増えたり、肌が外部刺激に負けにくくなったりという効果が期待できます。
今回もこのスフィンゴミエリンというセラミド前駆体が、
肌の紫外線耐性に影響している可能性が非常に高いと思います。
まぁこれはあくまで僕の勝手な考察なので、
実際のメーカー試験などの結果を見てみましょう!
実際に素肌のミカタを摂取した人の肌に紫外線を照射して、
その『MED(最小紅斑量)』…紫外線を照射して24時間後に肌に紅斑が生じるのに必要な最小の光線量を比較しています。
すると、どうでしょう…明らかにMEDが上昇していることが分かりますね!
こちら↓はそのおそらく平均値を取ってその差を表したグラフだと思います。
このデータを見る限りは、
このヨーグルト摂取によって有意に肌の紫外線耐性が上昇している、
という結論が導き出せそうです。
以上から、メーカーが嘘の資料を提出していない限りは、
このヨーグルトを飲むことで紫外線への耐性が上昇するのは確かと言えそうです!
これは大変素晴らしいことですね!(*^o^*)/
◎では実際にその「SPF」を計算してみると…?
というわけで、このヨーグルトが紫外線耐性をある程度増やしてくれるのは確かと言えそうなのですが、
ただ、やはり先程お見せした、
この「MED」という指標はあまり一般的に認知されているものではないですよね…?
こうやって見ると明らかに効果が出ていそうなのは分かるんだけど、
一般的に馴染みのない指標を使っていますので
もう少しその効果がどの程度なのか?をわかりやすく説明できると良いですよね。
それで、、
実はこの「MED」という指標なんですが、、
化粧品の日焼け止めにも用いられている【SPF】という指標にも換算することができるんですよ。
日焼け止めに「SPF30」とか、「SPF50」とか書いてあるでしょう?
あれですね。
日焼け止めの効果を表す指標としては、圧倒的にこのSPFの方が馴染み深いと思いますので、
ではこのヨーグルトのSPFは一体どのくらいなのでしょうか?
実際に計算してみたいと思います!!
ところで、こちらの予想について今日のお昼くらいにツイッターでアンケートを取ってみました(^^)ゞ
かずのすけ@kazunosuke13
明治が史上初「紫外線対策」の機能性表示食品を取得して既に発売してる『素肌のミカタ』というヨーグルト、確かに摂取前と比較して紫外線への耐性が増加しているように見えるし実際それが公に認められたのだけど、ちなみにこれを化粧品の日焼け止め… https://t.co/Zsb4TYwZAb
2020年04月17日 10:29
かずのすけ@kazunosuke13
アンケートを取ってみます。 メーカーの資料を見た上で、率直な感覚で答えてみてください🙋♂️
2020年04月17日 10:29
まだアンケート期間は残っているので、
この先の答えを見る前に、よかったらクイズ感覚で答えてみてください(*^^*)ゞ
というわけで現状でのアンケートの結果は最後の考察の際にお見せするとして、
では答え合わせをしてみたいと思います。
まず今回のお話についてなのですが、僕のブログを長く読んでくださっている方ですと
なんとなくデジャヴュを感じた方も多かろうと思います。
そうです。「飲むことで紫外線対策」と言いますと、
かの【飲む日焼け止め】を連想しますね。
この飲む日焼け止めについては、以前↓このような記事を書いているんですね。
▶【飲む日焼け止め】は実質的に効果なし!?衝撃的な実測SPFと広告上の問題点について

そして、この飲む日焼け止めの記事中でも登場しているのが、
先程も話題に上げた【MED(最小紅斑量)】です。
これらの飲む日焼け止めも、今回のヨーグルトと同じく、この「MED」の増加量を引き合いにして
「飲むだけで日焼け止め効果がある」と主張していました。
しかし、、
実は「MED」というのは元々日焼け止めの「SPF」の算出時に用いているもので、
実は『SPF』って上で説明している『MED』を元に算出しているんです。
こちらはSPF・PA値測定法について書かれている資料ですが
SPF値=試料塗布部のMED/試料無塗布部のMED
↑この赤枠の計算式で「MED」から「SPF」を算出できるんですね。
そしてそれに基づいて飲む日焼け止めのSPFを算出すると、
なんと何ヶ月も飲み続けてやっと「SPF1.5」程度という微妙な効果しか得られない、、
という結論を書いていました…。
非常にがっかりした話でしたよね…(^^;)
しかし、飲む日焼け止めが基本的にすべてただの「サプリメント」であったのに対して、
今回の明治さんの「素肌のミカタ」は、なんと言っても「機能性表示食品」です。
機能性表示食品なのですから、さすがにサプリメントよりは高い効果があると期待したいところですね…!!
では実際に計算しますね。
計算には以下の
摂取前のMED=21.0(単位略)で、摂取後のMEDが30.2という数値を用います。
SPF値=試料塗布部のMED/試料無塗布部のMED
ですので、
SPF=30.2÷21.0
≒1.44
…ということになります\(^o^;)/
◎素肌のミカタは「SPF=1」程度!?当然これだけで日焼け止めはできない!
まぁ多分この上の例は一番顕著な例を出しているのだと思いますし、
よくよく資料を読んでみるとこの結果は
6週間(5週間?)連続摂取した後の結果なんですよね。

なので、SPF1.44はおそらく実測上の最大値であることが予測されます。
これが最大と考えると、1~2ヶ月連続して飲み続けてようやくSPF1程度が平均的な効果だと思われます。
ご存知の通り、日焼け止めにおいてSPF=1というのはほとんど日焼け止めとしての効果は見込めない数字ですよね。
奇しくもサプリメントの飲む日焼け止めよりも微妙に低い数字というのも、う~んですしね…。。苦笑
(値段も一つ145円。6週間飲み続ければ6000円超え。別に安くもないという…;)
一応SPF1でも確かに「紫外線への耐性は増える」とは言えますが、
「紫外線対策」「紫外線から肌を守る」とまでは言えないと僕は思います。
だってこんなことを書くと、これを飲んでいれば日焼け止めを塗らなくても良いと思ってしまう人が少なからず出てくると思いませんか?
「飲む日焼け止め」でも同じだったのですが、
確かに飲むことで日焼けへの耐性は上昇しますし、そこには科学的な根拠があります。
しかしこれだけで十分に日焼け止めができるわけではないのですから、
このような表示には非常に問題があると思います。
◎実際に美容に関心のある消費者の過半数が「SPF10」以上と誤解
ところで、
先程のアンケートの現状結果がこんな感じでした!

さすが僕のフォロワーさんということもあり、リテラシーが高いですね…!!
実に半数近くの方が正解ということになりました!
飲む日焼け止めの記事とかを覚えてくださっていた方が多かったのかな?と思います。
しかし、それでもこのメーカー資料の書き方では過半数の方がSPF10以上の強力な日焼け止め効果があると誤解したことが分かります。
(むしろ僕のフォロワーさんだったからマシな結果になりましたが、もっと美容関心がない人だとさらに酷い結果も予想されます…)
実は上記のMEDの試験というのは、実際に日焼け止めでテストすると
最小紅斑量(MED)が試料塗布後だと元の値の30倍とか50倍とかになるんですよ。
たかが10とか20しか上がっていない場合は、「大した日焼け止め効果ないんだな~」という判断になっちゃうんですよね。。
当然SPFでこれを記載していたとしたら、消費者はそこまで高い効果があるとは思いませんよね。
(SPF1ですし。)
でもそれを「MED」という一般消費者にとっては全く馴染みのない指標を使うことで、意図的に誤解を誘っていると僕には受け取れました。
元々MEDで日焼け止め効果がある!と言っていたのは薬機法的にもかなり怪しい「飲む日焼け止め」を作っていたかなり悪質メーカーがほとんどで、
まさか誰もが知っている大企業である明治さんが、
(僕はチョコレート大好きなんですけどね)
こんな悪質企業と変わらないようなことをやってるというのを目撃してしまって、、、
僕は非常に残念な気持ちになりました…。
◎「機能性表示食品」は消費者に誤解が生じないように適正な表示をする必要がある
そもそも「機能性表示食品」という食品は、少しクセのある商品でして、
この制度については消費者庁さんの以下の資料の詳しく記載されています。
医薬品や医薬部外品を除いて何らかの機能性がうたえる食品は「保健機能食品」と呼ばれる3つのものがあり、
その中でも「特定保健用食品(トクホ)」と「栄養機能食品」の2つは国が審査を行ったり、国の認可があったりと何かしら国のお墨付きがあります。
一方で、【機能性表示食品】は
メーカーの責任の下、効果のエビデンスはちゃんと出しているだけど、国や特定機関がその効果を実際に認めたものではありません。
消費者庁に、「こういうエビデンスが得られたので、こういう表示させて下さい~!」って届けを出しただけです。
(Twitterで「公に認められた」なんて書いてしまったのですけど、今思えばこれは不正確な表現だったと反省しています…m(_ _;)m)
なので、それだけでも消費者の誤解を招いてしまう可能性がかなり高いので、
以下の資料をざっと目を通していただけると分かりますように…、、

「消費者の誤解を招かない、自主的かつ合理的な商品選択に資する表示制度」
というのがすごい強調されているんですよね。
これを思うと、今回の素肌のミカタの表示も、謳っている機能性も、メーカーさんの提示している資料も、いずれにおいても非常に誤解を招きやすいものになっていると思います。
少なくとも、
メーカーホームページや製品本体には
「これのみでは十分な日焼け止めはできないので、化粧品の日焼け止めと併用することを強く推奨します」
などの内容はしっかり目立つところに書いておく必要があると思いました。
◎紫外線対策効果があるのは事実だが、もっと正確で誤解の生じない表示を行うべき
そもそもこういう食品というのは、継続的に飲み続けて徐々に効果が高まっていくので、
「数ヶ月飲み続けないと効果がありません」
というのもちゃんと説明しなきゃいけないですよね。
確かに資料にはちっちゃく6週間とか書いてありますけど、
でも消費者ってそこまで見る人は本当に少ないんです。
ただ、明治さんほどの大企業であれば、そこもしっかり抑えてこそなんではないでしょうか。
僕はこの製品について「効果がないぞ!」というつもりは全くありません。
日焼け止め塗ってるわけでもないのにSPF1出すのはそれは十分すごいことなんですよ。
でもこういうことをやられてしまうと、素直に称賛というのが難しくなります…。
というわけで以上、
これをご覧になった皆さんはくれぐれも誤解せず、
飲んでOKと思わず、日焼け止めもちゃんと塗りましょうね!
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