わたしが好きな漫画に『ぼくの地球を守って』という作品があるんだけど、それは惑星を破壊できるほどの文明をもった宇宙人の視点なんだ。
その宇宙人たちは自分の住む星ごと人類ほぼ全滅してしまったから、地球人よ、自分の居場所を大切にね……って思うんだ。
星が大事なのは、そこに生きている人間にとって大事だから。
星に気持ちがあるのか知らないけど、塵でもガスでも火球でも凍結してても、動植物がいてもいなくても、宇宙の構成物として形態が変化してるだけで、別に……って感じだとしても不思議じゃない。
気温がちょこっと上がったり下がったりするだけで大騒ぎしてるのは、人間にとっての生活しやすさが変わるから。
地震や火山噴火なんて人間にとっては大問題だけど、惑星にしてみたらいつものことでしかない。
いつだってわたしたちはワガママで、生きやすいように、過ごしやすいように、快適になるように、したいだけなんだ。
便利になるように活動してきたんだけど、なんだか不便になってしまって、困惑してる。
いまさらスマホもエアコンもお菓子もお風呂も無い生活なんて嫌だけど、いまのやり方を続けるとダメなのかも?って。
災害も含めた自然を、地球を、進歩した人間はコントロール出来るんじゃないか?って信じかけたことがあったんだと思う。
けど、かなり無理があった。
地球、デカかった。
認めた方がいいんだと思う。
人間、調子に乗ってました、って。
お天気やら土やら闇やら、なんかわからん、人の及ばないものはある。
地球を救おうだなんておこがましい。
惑星レベルでは人間も借りぐらしのアリエッティみたいなもん。
畏れつつ、できるかぎり楽しく生きる努力をするしかない。
とりあえず、ゴミは拾う。


